シューターのブログ

法律と粉飾決算

 

 オリンピックが延期。この春休みは世界の激動を目の当たりにしてしまったなと感じるばかりです。昨日は経営者の方にお会いする中で、約1000万円返金だとか、数百万の損失だとか、ゾッとするようなリアルを聞き、こんなにもウイルスが与える影響が大きいのだと驚きました。学生をやってるとそこまでの危機感を感じることはありませんが、ビジネスの世界ではただ事ではないようです。バブル崩壊の際には、地方はその影響を受けるのに数年間のタイムラグがあったそうですが(僕は生まれていない)、今回のコロナウイルスは地方へのタイムラグがないようで、より一層深刻な事態だとか。早く収まって欲しいと願うばかりです。

 こんな春休みでしたが、もうすぐ新学期。学生の僕は、そろそろ大学モードに突入しなければなという心持ちです。というわけで今回は春休みに勉強して思ったことをきっかしブログにしようと思います。

 

街から消える書店

 「この半年、1年くらいで本屋さんが無くなったなぁ」。広島の街を闊歩しながら感じていました。広島の書店といえば、廣文館フタバ図書がお馴染みですが、最近店舗が減っている気がします。(代わりに、蔦屋書店が増えてるのかな?)僕は本が好きなので、ついつい書店に入ると本を買ってしまいます(笑)。昨日も「廣文館」に立ち寄って、本を買おうか買うまいか葛藤しました。

 この疑問、何かあるのではと何となく思っていたので、春休みに調べてみると会計や法律といった話にダイレクトにつながってきました。

 

意外と身近に起こる粉飾

 この二つの書店。調べてみると、どうやら粉飾決算をしていたようです。粉飾決算といえば「ライブドア」や「てるみくらぶ」などが思い浮かび、大きく報道されるもので、珍しいのが粉飾決算なのかなと思っていましたが、意外と接点のある企業が粉飾決算をしているものなんだなと驚きました。フタバ図書は、40年も粉飾を行っていたようで、びっくりです。どうやって40年も続けたんだろう。「よく広銀に今までバレなかったな」「会計士とグルだったのか?」とか色々想像してしまいます。もう少し会計や金融機関、監査に詳しくなったら個人的に調べてみようと思います。

 そして、廣文館のほうも同じく粉飾決算。ただ、こちらの場合は、少し訳ありであることがある本を読んでいる中で分かりました。

 

金融庁について勉強していたら

 最近の僕の関心は、「世の中がどういう仕組みで動いているんだろう」「世の中に存在する数多の組織がどのように影響を及ぼし合っているんだろう」というようなところです。この欲は、今まで大学生になって200冊ほど、(意味あるのかなと半信半疑)本を読んでいる中で、少しだけ世の中の組織マップが浮かび上がってきて、湧いてきました。そこで、この春は金融庁2.0』著者:上杉素直/玉木淳 (日本経済新聞出版)をわりかし、じっくりと読んで、金融庁について調べていました。すると、その本でたった一文ではあるのですが、廣文館について触れてあり、粉飾の経緯が明らかにされていました。

 

モラトリアム法

 モラトリアム法とは通称で、「中小企業円滑化法」のことです。この法律は広島出身の政治家、亀井静香氏が旧民主党時代に金融担当大臣を務めており、通した法案です。リーマンショックによりダメージを負った日本の中小企業を支援しようと、モラトリアム法を2009年に通したわけです。そしてその年の12月にモラトリアム法は施行されたわけです。これにより、中小企業は経営改善を約束に、金融機関から多額の資金を融資してもらうことが可能になりました。中小企業にとって、モラトリアム法は万々歳で、何としてもこの法律の下で、金融機関から融資してもらいたい、または融資し続けてもらいたい訳です。

 すると、何が起こるか。そう粉飾決算です。

 融資してもらいたい、融資し続けてもらいたいがために、決算書をいじってしまう訳です。企業からすると

「だって融資がなくなったら、会社が危機に瀕するんだもん」

こんなところが本音でしょう。

粉飾決算は絶対にいけません。しかし、粉飾が起こりやすい構造というのが実はあったようで、それはモラトリアム法という、法律所以のものでした。

このパターンが、廣文館だったようです。

 

法律の影響力はやはり強い

 法治国家である日本において、法律は絶対です。しかし、普段生活をしている限りは「法律最強」と感じることはあまりありません。しかし、今回のモラトリアム法の事例で法律はやはり影響力が大きいなと感じました。

 ここから僕は、法律に興味を持って最近勉強を始めています。最近個人的に面白いのは、現代、情報産業と金融機関が圧倒的な力を持っており、それらの企業が他の産業に乗り出すことを国は恐れているようです。故に、企業が市場を独占しないように、法律があらゆる手を使って防いでいます。一方で規制を緩和する動きが見られたりもします。

 法律vs企業

この構造が最近見えるようになって、やはり世の中は法律ありきだと感じます。

 法律の勉強を進めて、世の中の構造をより明らかにできればなと思います。

 

最後まで読んでいただきありがとうございます

 

 

 

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働くとは、生きるとは 〜迷走vol.4〜

『キングダム』呂不韋の描く秦國

 

 大学の休みも後半。久しぶりに漫画に夢中になっています。読んでいるのは『キングダム』。メジャーな漫画ですが、今まで読んだことがなかったので、40巻までとりあえず読んでみました。するとなんのその、無茶苦茶面白い『キングダム』。今まで人生損してたのかというくらいに面白いです。

 

働くのは金のため?

 最近「働くとはなんだろう」と、考えざるを得なくなっている時期に差し掛かっているのですが、ここで、「働く」ことと密接に関わっている「お金」について注目してみたいと思います。

 あなたはなぜ働いているのですか?

この質問に対して、

 お金を得るためです

と答える人は、それが一番の理由ではないにせよ、大多数だと思います。

 巷ではしばしば、「お金が大事か」それとも「お金以外が大事か」と二項対立で口角泡を飛ばす人もあるようですが、どちらかが善で、どちらかが悪という話ではないと思います。現代において、お金がないと生活が苦しいのは紛れもない事実だけれど、お金だけを目的に生きるのは御門違いだと思います。

 

そもそもお金の機能とは

 私たち多くは「お金」を求めるわけですが、そもそもお金とはなんでしょうか。ここで貨幣の3つの機能を確認します。中学校や高校の授業の社会科科目で習ったかもしれませんが、貨幣の機能は

・交換機能

・価値保存機能

・価値尺度機能

の大きく3つです。お金を媒介として、欲しいものと交換できる「交換機能」。家など高価なものを買うために、コツコツお金を貯める「価値保存機能」。この商品は何円、何ドルと、ものの価値を示す「価値尺度機能」です。

 この3つの機能のうち、「価値尺度機能」をベースをもとに、興味深い論を説いていた人物がいました。漫画の世界ではあるのですが、『キングダム』に出てくるキャラクター、呂不韋(りょふい)です。

 

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お金は大事、だけど惑わされるな

 まず、『キングダム 』とは、どんな漫画か知らない人もいると思うので、ざっくりと説明します。

 舞台は、約2250年前の中国。この時は春秋戦国時代という戦いの世であり、秦・趙・魏・韓・楚・燕・斉の戦国七雄が争っていました。のちに秦が中華統一を果たすわけですが、ここでご存知、「秦の始皇帝」が登場です。後に、秦の始皇帝になる嬴政(えいせい)と、その下で戦う信(李信)が主人公です。そして嬴政と信が中華統一を目指す物語こそ、『キングダム』です。

 嬴政は13歳で即位するのですが、少年ということで王の任務を全うすることができるわけもなく、他の人物が実権を握ることになります。その人物が呂不韋(りょふい)です。呂不韋は強大な勢力を誇り、嬴政を圧倒します。それを良いことに、嬴政が 成人を迎えてもなお、実権を握り続けるため、あらゆる策を施します。嬴政が成人する22歳の時まで9年間、呂不韋と嬴政は実権争いをするわけですが、実権争いの最終局面、嬴政と呂不韋は理想の中華を語らいます。

 キングダムの中で、中華について語る際、呂不韋はお金の機能の3つのうちの一つ「価値尺度機能」を論の中心に据えて話します。(39巻)

 

 

 人間の欲望は貨幣の誕生によって、増幅された。貨幣には、価値尺度という機能があり、「自分の方が富んでいるか、貧しいか」を一目で把握することができる。だから、優劣をつけたがるという性を持った人間は、「他の人より裕福になりたい」とお金を求め、欲望をたぎらせた。だから、それを逆手にとって、人間の欲望をコントロールする、すなわちお金をコントロールし、秦という国を発展させる。

 

 

 このようなこと(僕の解釈)を呂不韋は言ったわけです。この国の発展のさせ方が良いかどうかという話は置いといて、呂不韋お金の危険性を見事に言い表していると思いました。

 人はこうして気がつかぬうちに、お金に操られてしまいます。

 だからお金ばかり求めていると、自分が何のために生きているのかを見失いがちになると思います。

 働くという話に戻りますが、職業選択をする際、

お金だけで選ぶのは危ない

と言えます。

 

もし手元に10億円あったら

「もし手元に1億あったら、10億あったらどうする」

こんなことを大学1年生の時に、ある社長さんから聞かれたことがあります。当時はそんな大きなお金について正面から真面目に考えることができませんでした。

額が大きすぎてイメージできなかったのが正直なところですし、一般感覚的には、絵空事を真面目に考えて意味あるの?」なんて思うかもしれません。

 でもこれは真理を得た質問だと僕は思います。なぜなら、

金持ちになっても使い方をイメージできていないと意味ないじゃん

そして、

お金のために一生懸命頑張るって意味あるの?

という疑問にぶつかるからです。

 一年前は大金について真面目に考えることができなかったのですが、最近は幾分か「手元に1億あったらどうしよう」と、正面から真剣に考えることができるようになってきました。(笑)

 

 お金には思っている以上に深いです。

 

最後まで読んでいただきありがとうございます

 

 

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働くとは、生きるとは 〜迷走vol.3〜

なんだかんだ人間もろい

 

 『迷走vol.1』『迷走vol.2』では、どんな仕事も世のため、人のためにあるということが最近わかってきたということを書きました。そして、仕事を選ぶということは、自身がどうやって世のため人のために貢献するかを決めることだという思いに至りました。この考えをベースにした上で職業を選んでいくわけですが、このほかにも仕事を選ぶ上での指標が必要だと思います。そして、前回のブログでは、苦手だけど必要なことに取り組む仕事か(攻め)、得意なことに取り組む仕事か(守り)という指標で仕事選びについて考えて見ました。

 

人で仕事を選ぶ

 いきなりですが、「幸せ」ってなんだろうって考えたことあるでしょうか。

僕は最近になって考えるようになりました。今までは「見返してやりたい」とか、「負けたくない」とか、あまり良くない動機で努力をしていたのですが、それだと、どうも虚しいし、意味がないってことにだいぶ気がつきました。

だから「幸せとは何か」って考えるようになりました。

僕だったら「本を読むこと」とか「美味しいご飯を食べる」とか、もっと漠然というと、「自分でできることを増やす」とか、「新しいことを知る」とか、いろいろ楽しい、幸せと感じることがあります。

 

 でも、究極に一言で表すとしたら、

「好きな人と好きな場所で好きなことをする」

だと僕は思うんです。いろいろ考えていくとどうしても、そこにたどり着きます。

確か旅好きの若者にすげー支持されている高橋歩って人もそんなことを言ってた気がします。(人それぞれ幸せを感じるためのプロセスってもんは違いますが)

 

だから、「この人とはなんかウマが合うなぁ」「この人からだったらいろんなこと学べそうだなぁ」と仕事を選ぶなんてこともありじゃないかなと思います。逆に、「この人すごいけれど、なんか合わない」「興味のある分野、仕事だけど、なんかあの人は嫌い」と消去法で仕事を選ぶなんてこともありかなと思います。

 

バカリズム

 もう一つ、いきなりですが、「強み」とは何ですか。「強み」とは相対的なものです。陰キャがスーパー陰キャ集団に入ると、その人は陽キャとみなされます。パリピがスーパーパリピ集団に入ると、その人はパリピではなくなります。

 ちょっと例えが悪かったかもしれません。甲子園に出ている球児がプロ野球選手に混じったら、「野球が得意です」といえますか?って話です。

 そう、強みとは「相対的」なのです。

 

 この強みの性質を理解した上で仕事を選択する人も一定数世の中にいるようです。

例えば芸人のバカリズム

僕は「ipponグランプリ」でキレキレのバカリズムが大好きなのですが、そんなバカリズムさん。実は芸能界に入る入り口、実は吉本ではありません。なんと、日本映画学校俳優科出身です。

 バカリズムさんは最初から芸人を目指していたそうなのですが、吉本に入ると自分の力では埋もれてしまうだろう。だからあえて映画学校に入って目立とうと決めてそうです。

自分を客観的に見て、進む道を選ぶところは凄いなと思います。

 

 少し自分の話に置き換えてみます。僕が経営だったり金融に興味があるからと言って、コンサル会社に危うく入ると、東大生集団などと一緒の職場になり、埋もれてしまう可能性が大です。

だから、自分の得意なことはどのくらいのレベルか、そしてどこだったら自分と同じような人間は少ないかとポジショニングを考えることは意外と重要なことかもしれません。

これは汚い話とかじゃなくて、自分の人生を無駄にしてしまう「宝の持ち腐れ状態」になることを防ぐ方法でもあると僕は思っています。

 もちろん、自分の得意なところで勝負したいから、得意なことが同じ人たちが集まる仕事を選ぶのがいいかもしれません。

しかし、人間もろいもので、劣等感を感じてしまう生き物です。そんな感情を抱いたまま、何年も何十年も過ごすくらいなら、ポジショニングを意識して自分の力を世のため人のために発揮できるよう、仕事を選ぶことの方がよっぽど有意義であるのではと思います。

 

 今日は「人で仕事を選ぶ」という指標、「自身の強みで仕事を選ぶ」という指標で考えてみました。答えがないって辛いなぁ。

 

最後まで読んでいただきありがとうございます

 

迷走vol.4に続く

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働くとは、生きるとは 〜迷走vol.2〜

 

 前回のブログ『迷走vol.1』では、監査論のテキストを読み進める中で、公認会計士の存在意義(監査等の社会的役割)を知り、

公認会計士という職業は人のため、社会のためにある仕事なんだ」

と腑に落ちました。(実感ではないが、似たようなもの?)

そして、そもそも

「仕事とは、人の役に、社会の役に立っているから存在するのだよな」

と当たり前のことが脳内にちらついてきた訳です。

だから、職業を選択する上で大切なのは、

「自身がどういう形で社会に、人に貢献するか」

を自分なりに考えることだと思います。そして、それを考えた上で仕事を選ぶということがとても肝要だと考えます。ということは、結局

「自分はどうやって人に、社会に貢献しよう」

という根本的な問題にぶち当たってしまいます。あまり「自分探し」という言葉のニュアンスは好まないのですが、「自分探し」をするしかないのかと途方に暮れています。

 

仕事をどう選ぶ?

 僕もこの4月から大学3年生。就職ということを考えざるを得ない時期が迫ってきたなと実感しています。最近は某ウイルスが世界に猛威を奮っていますが、

コロナウイルスにより不況が到来して、自分の世代は就職氷河期になるのじゃないか?」

だったらいっそのこと

「大学院に進学するとか、留学するとかしようか(お金どうしよう、笑)自分は勉強が好きな人間だし、向いてんじゃね?」

なんて、安易に仕事を選択することから逃げたいという気持ちも出てきます。

その一方で、大学院は、研究者を育成する目的・色が強めであり、俺は研究者になりたいのかなんて自問自答したりもします。

少し前に、R&D(研究開発)という言葉の意味を辞書で調べたことがあるのですが、

研究・・・新しい知識を見つけることが目的

開発・・・知識をもとにそれを応用し、具体的なモノ・サービスへと変えることが目的

とある本に書かれていました。

「そうか、研究者になるということは、基本的には新しい知識を見つけることが目的なのか」と。であれば、結構孤独で辛い道であるなと僕は思います。例えば数学みたいに、発見した知識が自分の死後100年とか、200年とか経ってようやく社会の役に立つかもしれませんし、そもそも自分の発見した知識が世の中に役立たないなんてことも考えられます。さらには、世間からは、

「研究者ってのは、知識ばっかで頭でっかちなんだよ」と揶揄されるかもしれません。

それ相応の覚悟や信念ってものがないと続かない仕事であるのかなとも思います。そして、このことは他の職業でも言えるのではないのかと思ったりもします。

 

攻めと守り 25歳までというライン

 「25歳までが一つの勝負です。」いきなりそんなことを言うと、四方八方からあらゆる批判が飛んできそうです。実はこの25歳と言うライン、どっかの本で見たことがあるのですが(ちょっと思い出せない、本田健さんとかの本だっだかな、あの人謎なんだけど、笑)、

にいろいろ面倒を見てもらいやすい年齢、いろいろ教えてもらいやすい年齢」

です。人生一生勉強で、「学ぼうと言う意欲があれば、何歳であってもいろんなことを教えてもらえる」と言う考えは僕も知っていますし、一理あると思います。ただその一方、人生残酷なもので、25歳を過ぎるとどうしてもだんだんと大人として見られていき(たとえ精神年齢が子供でも)、自然と周りの人がとやかく言わなくなってきたり、新しいことや間違っていることを教えてくれなくなるものです。だから、25歳までにどんな人に会うか、そしてどんなことを学ぶのかと言うのがとても重要だとか思うのです。そして、そう考えると大学卒業後の進路、はたまた就職というのは非常に重要な選択だと僕は考えます。

 そしてここで職業を選択する上で利用する指標として思い浮かぶのが

「攻めるか守るか」という指標です。

 言い換えると、「自分の苦手なことだけど、人生においてマストなスキルが学べるだろう」というある意味、自身にとって挑戦的な職業選択の仕方と、「自分が得意なことで、極めるとそれなりの専門的スキルを手に入れることができるだろう」とある意味、好き・得意重視、保守的な職業選択の仕方です。

僕の中での挑戦的な職業と保守的な職業は

挑戦的職業:経営者 営業マン(民間に就職)

保守的職業:研究者 公認会計士

です。もっといろいろ考えたことはありますがざっくりと分けるとこんな感じです。

なぜ、経営者や営業マンという職業が僕にとって挑戦的かというと、これらの職業は対人スキルやリーダーシップ、もっというと共感力(人を思いやる気持ち)とか日々の笑顔とか、日々の挨拶とか、そういったことが重要です。経営者なんかだともっと専門的知識が必要だったりというイメージかもしれませんが、一年半僕が数十人は経営者に会ってきた中で感じたのは、「知識なんてものは二の次、まずは人との関係が大切」ということです。そして、このことは仕事はさておき、人生においてとっても大切なことです。

しかし、僕はあまりこの部分は得意ではなく、努力しても人並みか、伸びても平均よりちょっと上にしか届かないだろうなと、どこか思ってしまう部分があります。だからこそ、ここに対して劣等感というものもあり、そこで挑戦して見たいなんて思いも逆にあります。ただ、僕自身は対人スキルを自分のベースとして勝負する人間ではないと思っています。だから、僕にとって経営者や営業マンなどになろうと、大学卒業後に職業を選ぶのは「挑戦的」です。

 

対して、研究者や公認会計士という職業は、コツコツ勉強を続けること、知識を得ることに興味がある人に向いている職業だと思います。(もちろん、人と関わることはマストですが、他の職業と比べるとその割合は小さい)そして、僕はコツコツと勉強をすることが大好きですし、知識を得るということに対しては変態なレベルまでのモチベーションがあると自負しています。

「世の中の時間が10年止まるから、公認会計士と弁護士と医者の勉強、さらに外国語5カ国をマスターしてね、ヨーイドン」と言われたら、できるかどうかは置いといて、

「オッケー」

と即答できる自信があります。

春休みや夏休みがあると、つい本を手に取ってしまい、平気で一日中本を読むことに没頭してしまうなんてこともザラにあります。

こう知識を得ようという好奇心は僕の強みだと思っていますし、楽しいです。だから僕の中で、研究者や公認会計士という職業は保守的な職業です。

 

そして、「攻めるか守るか」という話と、「25歳までのライン」という話をつなげます。自分の苦手なことは、対人関係が主です。

だからこそ25歳までという人に面倒を見てもらいやすい時期にこそ学ばないと、一生そこに自信を持てないのではないかという考えが僕の中にあります。

一方で、25歳という時期にこそ、自分の得意なことをやってみるという環境に身を置くのがいいのではないかなんて思ったりします。

「やって見なきゃわかんない」この一言で済まされそうですが、僕にとっては悩ましい事案です。

 

最後まで読んでいただきありがとうございます

 

迷走vol.3に続く

 

 

 

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働くとは、生きるとは 〜迷走vol.1〜

 

 「 最近暖かくなってきたなぁ」と思う一方で、世は某ウイルスに翻弄されています。先日日経新聞を見ていて、ブラジルレアル、インドネシアルピア、ロシアルーブルが暴落などという記事を見ました。また、急ピッチ円高の記事も見ました。なんだかんだ日本の通貨、「円」って信用のある通貨なんだなと思ったりする、この頃です。

 

仕事は人の役に立つためにある

 章題にとっても当たり前のことを書いててすみません。そして前置きですが、これから全く関係なさそうなことを長ったらしく書きます。どうか多めに見ていただけるとありがたいです。

 いきなりですが、今日「仕事は人の役に立つためにある」と、腑に落ちるきっかけがありました。というのは、今日は、監査論についての本を読んでいました。

 なぜ、監査論なんか勉強しているのかって? 

 いろいろな人から怒られそうなのですが、経営者をはじめとした方と1年半以上勉強させてもらう中で、会計を勉強するのが楽しくなっちゃいまして、会計のある意味プロフェッショナルと言える公認会計士の仕事ってどんなもんなんだろうと、監査論を勉強し始めちゃったというわけです。。。

 だいぶ罪悪感を感じながら、監査論のテキストを読み進めていたわけですが、いちばん最初の方に、「監査」とは何ぞや。と書かれていました。

一言で言うと

 

監査とは会計界の警察

 

です。

 

 これだけ言うと「なんのこっちゃ」となるので説明すると、監査の目的は、投資者を保護することです。投資者はご存知の通り会社に資金を提供する者なのですが、その投資者が投資を行うかどうか決める上での判断材料というものがあります。その判断材料こそが、「財務諸表」というものであり、財務諸表には会社の成績が載っています。

 そして、その財務諸表に不正がないか検査をするのが「監査」です。不正がもしあると、投資者は不利益を被る可能性大です。極論言えば、「急に投資した会社が倒産する」なんてことも。

 

(ここからしばらくはマニアックなので読み飛ばしてもらっても ↓↓↓)

 さらに、近年監査の社会的重要度は高まっています。というのも、数十年スパンで見た時に、間接投資(銀行から会社への融資・投資)から直接投資(投資者(not銀行)から会社への投資)へと変遷しているからです。

 どういうことかというと、時を遡ること戦前。太平洋戦争に臨もうというころの日本政府は、戦争資金を集めなければと齷齪していました。そこで政府は、運動を起こしたり、法律を制定したしたりして、「貯金」を国民に推奨しました。ここで日本人は「貯金をすることはいいことだ」「貯金をすることは大切なんだ」と思うように、

「日本人が貯金好き」

という国民性を持つようになりました。そして戦争が終わってからも日本人は貯金をする訳です。すると銀行をはじめとする金融機関は莫大なお金を手にします。

でもって、銀行(金融機関)は企業に融資・投資をする訳です。だから、戦後長いこと、日本の企業は銀行からの資金に頼っていました。海外は銀行からの資金が大体20%弱だったそうですが、日本はなんと40%程度の資金を銀行に頼っていたそうです。ということは裏を返せば、海外諸国に比べると、日本の株式市場はあまり発達していませんでした。

 しかし、1985年、プラザ合意というのがニューヨークで行われます。プラザ合意の目的は、ドル高の是正なのですが、これにより急速に円高が進みます。それに対応するため、日銀は低金利量的緩和政策を行いました。それにより株式市場に大量の資金が流れ込み、株式市場が発達していきました。

 そして1990年代にバブル崩壊。金融機関はお金を企業にあまり貸さなくなりました。すると企業はどこに頼るしかなかったか。そう、投資者です。

 

よって、日本はプラザ合意バブル崩壊を契機に、間接金融から直接金融へと変遷していきました。こうなると、株式市場で公開される企業の情報は今まで以上(プラザ合意前、バブル崩壊前)よりも重要になっていった訳です。すると、企業が公開する情報に不正があると社会・経済に甚大な被害を及ぼしてしまう訳です。

だから、「監査」の重要性が増してきました。

「あ〜監査って世の中に役に立ってんなぁ」と思いました。

(ここまでマニアック話 ↑↑↑)

 

そういう訳で、「監査とは世の中に役に立っているなぁ。」「公認会計士は意義のある職業であるのだなぁ」と当たり前ではありますが思った訳です。

 

 

役に立っていると実感しやすいかしにくいか

こう、「監査」の社会的意義をかみしめた訳ですが、

「そもそも世の中の仕事は、人の役に立っているからあるんだよな」

と思う訳です。ただ、仕事をしていて、役に立っていると実感しやすいかしにくいかという差があるだけの話。

 例えば、医者だったり看護師だったりは、人の役に立っていると実感しやすいかもしれません。人の病気を治したり、患者をサポートして元気にするのですから。

 その一方で、街頭でのティッシュ配りだと、人の役に立っていると実感しにくいかもしれません。実際には、ティッシュに付随する広告を見て、お店のお客さんをゲットし、お店の利益はアップ、お客さんは満足と、人の役に立っているかもしれないのに。

 

 そう考えると、仕事は全て人の役に立っているのだから、仕事を選ぶ上での基本スタンスとして、

自分はどういう形で人の役に立つかを選ぼう

であるべきなのだと僕は思います。

 

じゃあ、僕はどのようにして世の中の役に立ちたいのか、人の役に立ちたいのかと、考え始めてしまいました。(迷走のはじまり)

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございます

 

〜迷走vol.2〜に続く

 

 

 

 

 

 

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なんだこの違和感

 

 気づけばもう三月。今年は社会がコロナウイルスに振り回されてますね。僕も例外ではありません。春休みはシンガポールとタイに行く予定だったのですが、断念。かなりのダメージを受けています(笑)。また、僕は毎月500円だけ投資信託に預けて、株式市場、債権市場を最近眺めているのですが、ここのところだだ下がり。超少額だから笑ってみてられるけれど、額の桁が違ったらゾッとします。コロナウイルスが流行り出した最初の頃は、中央銀行が動けば市場がなんとか持ち堪えていたのに、最近は中央銀行が金融緩和の方向に動いたり、政府が動いたりしても歯止めがかかっていないです。僕の3000円が溶けちゃう(笑)。早く流行が収まることを願うばかりです。

 

差異分析に対する違和感

 この2月、日照簿記2級の勉強に勤しんでいました。年始早々、根拠のない自信に駆り立てられ、1ヶ月半の勉強で日商簿記に急に合格するんだと決めて、勉強の毎日(笑)。そして2月の後半に試験があったのですが、手応えでは完全に不合格です(笑)。言い訳だけどやっぱ時間たんなかった。この一言に尽きますw. 学んだことは物事に時間軸を照らすと途端に不可能が浮かび上がってくるってことです。

 まあ、そんなことは置いといて、簿記を勉強する中で違和感を感じることがありました。それは標準原価計算による差異分析です。ところでまず、標準原価計算とはなんぞや?多くの人がなりますよね。僕も2ヶ月前までそうでした。この標準原価計算とは、物を作る上での原価を計算する上での理想の原価(標準原価)を定め、原価の発生をできるだけ抑えようとする計算です。理想の原価と実際を比べて、どこにどれだけの無駄が発生したかを明らかにすることができます。細かい話になりますが、直接材料費・直接労務費・製造間接費に分けて、分析し、無駄を明らかにしていきます。勉強する中で確かに筋の通っていることが参考書には書かれており、ふむふむなるほどとはなるのですが、その一方で違和感を感じました。

あれ、これあくまで個別最適しか導き出すことできなくね?

標準原価計算では全体最適を分析できない気がします。

 

 

 

標準原価計算による差異分析→TOC

 もちろん僕がまだあまり勉強を進めることができていないが故に、標準原価計算についてよくわかっていないのかもしれません。それでもあえて持論をここでは言わせていただきます。「標準原価計算における差異分析で大事なのは、バランスを見ることが大切。」会計畑の方に聞いたことはないですが、恐らくこんな回答が帰ってくるのではないかと僕の憶測で思います。「でもその指標があるのかな?」こんな疑問が湧いてきます。(自分で勉強して明らかにしますが)標準原価計算が良いか悪いかは一先ずおいておいて、標準原価計算に対してうがった目を僕はむけています。そして、ここでどうしても頭の中に浮かび上がってくるのがTOCです。

 TOCとは、Theory of Constraints:制約条件の理論 の略で、イスラエルの物理学者、エリヤフ・ゴールドラットによって『ザ・ゴール』の中で唱えられた理論です。僕も詳しくは知りませんが、『ザ・ゴール』を一読したことからわかるのは、「会社全体最適が大切ですよ」というのがいちばんの主張です。

 この本が世界的にベストセラーとなったのですが、なぜこの本が、この理論が世界中で受け入れられたのかが、標準原価計算を勉強する中で見えた気がします。

 ではなぜ、世界中の人々にTOCが受け入れられたのか。

標準原価計算に対して疑問視していた人達が世界には多くいたから

ではないかと思います。

会計では標準原価計算というツールがあり、正しく分析できるんだと主張されていますが、「なんとなくそれだとうまくいかない気がするんだよね。」という人が大勢いたのではないかと思います。標準原価計算が個別最適を導くものだと認識していない人でも、「なんとなく肌感覚で標準原価計算はうまくいかないぞ。会計なんか信用ならん」と思う人たちがいたのではないでしょうか。

 標準原価計算の対立項がTOCである気がどうもする。ともかく、標準原価計算TOCはこれから比較しながら勉強していきたいと思います。

 

 

 

直接原価計算→MQ会計

 もう一つ、日商簿記2級を勉強する中で違和感を感じた部分がありました。それは直接原価計算における原価の固変分解です。2級では高低点法なんて固変分解の方法が出てきて図で表すと一見、ふむふむなるほどとなります。(費目別精査法という他の方法もあるらしいですが)でも、なんかおかしい気がするんですよ。まだうまく言語ができるレベルではないのですが何か違う気がする。そしてここの部分を勉強しながら思い浮かんできた単語がMQ会計です。

MQ会計は粗利(M)に注目しましょう、数量(Q)に注目しましょう。という会計なのですが(すごくざっくりで怒られそう笑)、ここでは主に直接原価計算が用いられ、ざっくり固変分解が行われています。直接材料費と材料副費は原価(V)であとは全部固定費・一般管理費(F)と。MQ会計に則って表現すると、VとFにざっくし分ける。この方が科学的な気がする。

そしてなぜ、このMQ会計が生まれたのか?

これも、TOCが世界中で受け入れられた背景(僕の想像)と似たようなもので

既存の直接原価計算に疑問を持っている人がいたから

だと思います。

実は固変分解において、既存の直接原価計算とMQ会計は対立項にあるのではないかと思います。この二つも比較しながら勉強を進めていきたいと思います。

 

まとめ(僕の予想)

標準原価計算の差異分析→TOC

直接原価計算の固変分解→MQ会計

 

最後まで読んでいただきありがとうございます

 

 

 

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B/Sで青写真を描く

 

 学期末テスト、課題もあともう少し。興味のない科目にはどうしても身が入りません。というわけで、結局MG(マネジメントゲーム)について書こうと思います。

 

B/SとP/L

 マネジメントゲームの話を書く前に、B/SとP/Lについて書いたいと思います。とはいえ、「そもそもB/S・P/Lとは何か」そう思う人もいるかも知れません。まずB/Sは貸借対照表(Balance sheet)の略であり、B/Sはある一時点(会期末)に財産がどれだけあるかを表しています。B/Sには、誰からお金が出ているか(負債・純資産(他人資本))、そのお金はどのような形になっているか(資産)が書いてあります。次にP/Lは損益計算書(profit and loss statement)の略で、一定の期間(1年間)でどれだけ会社が儲けたか、損したかを表しています。P/Lには会社の業務においてどれだけコストがかかったか(費用)、サービスを提供してどれだけのお金が手元に入ったか(収益)、その差引き(利益または損失)が書いてあります。

(図の引用:日本公認会計士協会 わかりやすい「会計・監査用語解説集」)

 

目の前のことは大事、なんだけど,,,

 話を MG(マネジメントゲーム)に戻します。マネジメントゲームは文字面通り、会社を経営するゲームです。故に、ゲーム上で1年間経営し、一年間で儲けることができたのか、残念ながら損をしたのかを確かめるために、P/Lを作成します。また、1年間経営をして結果として、自身の会社がどれだけの資産を持っているか、そのお金はどこから出ているかを確認するため、B/Sを作成します。

 そして、(ゲーム上で)経営をするにあたって、もちろん計画を立てて一年ごと経営に臨みます。その際に、どれだけ利益が欲しいか、どれだけ費用がかかるだろうか、商品をいくらでいくつ売り、粗利はどれだけになるか。と考え計画を立てていきます。つまり、P/Lで計画を立てていくわけです。この計画の立て方自体は極めて合理的で、上手いことやればしっかりと儲けを出すことができます。ですが、短期的な計画になりがちであり、もっと効率よく合理的に経営をするには不十分だと先日、気がつきました。ではどうすれば良いか。B/Sで計画を立てることです。

 

先の未来を描く

 B/Sで計画を立てるとはどういうことか。未来のある地点において、どれだけ資産を持っておきたいか数値に落とし込むということです。MGでは言えば、機械が何台で何円、戦略チップが何枚で何円、云々カンヌンです。会社をこうしておきたい、こうあっておきたいと明確に未来を描きます。そして未来の資産を計算をすることは、未来の損益を計算することより容易です。

 ではB/Sで結局計画を立てるのは何がいいのと疑問に思う人もいるかと思います。ここで良く巷で耳にする計画を立てる上でのポイントを思い出して欲しいです。よく計画を立てる上で大事なのは

・曖昧なものはダメ

・具体的な数値を出そう

・期限を決める

などです。B/Sで計画を立てると、これらの計画を立てる上で大切なことを全て満たすことができます。いくらの資金を手に入れて、どのような資産の形にいついつまでに変えるか。これをすると人間不思議なもので、描いたことを実現しようと自然に動き、実際そうなることが多いようです。夢は語れとか、紙に描き出せとかよく言いますよね。本当にあれです。

 

B/Sで青写真を描けるように

B/Sで計画を立てるという発想は、いろいろなところで使えます。ここの人生において、何年後に何になっているか、何をやっているかを明確に描き出す、ということです。しかし、このB/Sで青写真を描くということは普通の人は難しいなと個人的には感じます。というのも、何か具体的に明確な未来をイメージするには、知識、経験とあまた必要です。仕事で言うと、どういう仕事があって、その仕事はどんな内容か、どういう業界の特徴があるか、どんなルールがあるかを知ることが必要です。さらにはその仕事をするにはどんなスキルが必要か、何を身につけなければならないかということ自体も知っておかなければ明確に未来を描くなんてことはできません。そして一番重要なのは、経験しないと見えないことがあり、経験したからこそ見えるものがあるということです。そこを通過した上で描ける未来というのがあります。だから何も知らない、経験したことない人に「青写真を描きなさい」なんていったら酷です。目の前のことを一生懸命やっていく中で、徐々に成長し、青写真を描けるようになっていくことが大切なのかと思います。

 ちなみに僕はまだまだ、目の前のことを一生懸命やる段階と自覚しています。コツコツとやるしかないです(笑)。あーまずは学校の課題とテスト勉強からやらねば,,,

 今週末のMGでB/S経営に挑戦です。うまくいくか否か、試すのが楽しみで仕方ないです。

 

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