シューターのブログ

マネジメント基本と原則

 

もしドラシリーズを二冊とも読み、ついにドラッカーの『マネジメント 基本と原則』を読んでいます。ちなみに「ドラッカーって誰って?薬物中毒の方?」いう方のために申し上げますと、「現代経営学の父」と言われており、マネジメントについて体系的に書いた人です。(まだ、マネジメントについて僕はわかっていませんが...)そして、ドラッカーの『マネジメント 基本と原則』を読んでいるのかというと、勿論僕が将来会社を経営したいという思いがあるからではあるのですが、今、大学の友達とサークルを作ろうという話になっていて、そのサークルを作る際にドラッカーの言っていることを参考にしようという話になったからです。元々は、もしドラを読んで、そのノリで、大学のサークルも同じように作れば、面白いものができるのではないかと思った僕の提案ですが(笑)

 

本質的なことが タ・ク・サ・ン

『マネジメント 基本と原則』を読んでいて、しょっぱなから苦戦しています。というのも、内容が本質的なものばかりでとにかく濃い。そして、言葉が少し難解かつ、論理的で読むのが一苦労です。「Aが何かを知るためにはBについて知ろう!」「Bが何かを知るためにはCを知ろう!」とどんどん深掘りしていくので、「最初何を理解しようとしていたんだっけ?」と何回も読み直してしまいます。

 

勉強する意味

サークルを作るためにこの本を読んでいるのですが、全く関係ないことが思い浮かびました。それは「勉強する意味(学問的に)」です。本の中に「生産性に影響を与える要因」が書かれており、その一つに知識があります。そして、知識についてこう記述があります。

知識とは、正しく適用した時、最も生産的な資源となる。逆に間違って適用した時、最も高価でありながら、全く生産的でない資源となる。

この文章を見てから、勉強すること、知識を得ることは、「状況に応じて、知識を正しく適用するため」にやるんだ!と思いました。そして、知識を正しく適用しているで一番に思いついた職業は、医者や弁護士。でも、「これらはいずれAIとやらにだいぶ代替されるのではなかったっけ。」と思ったり。世の中大変だなぁ〜

 

経営を学ぶ

経営について学ぶプラットフォームが大学にないから、それを大学のサークルとして作りたいと、経営者の方に言ったのですが、ズタボロに言われました(笑)。経営は思いがあって初めてできるもの。知識は1割、経験や行動が9割と。おっしゃる通りです。僕に足りないのも経験・行動・挑戦です。とはいえ、とりあえずサークルを作ってみたいと思ったので作ります(笑)。そこで、経営の知識を学ぶのがメインではなくて、その知識を実際に使うサークルを作れたらなと考えが変わってきました。ちょっとした思いつきでツッコミどころ満載ではあると思いますが、一応言いますと、「他のサークル・クラブ・同好会をサポート、よりよくするサークルです」経営で、マネジメントについてを学び、それを実際に自然消滅しかけの同好会やサークル、もっとより良いものにしたいと思っているサークルや同好会に適応して、サポートするというものです。まぁ、ただの思いつきなので、他のメンバーに話して後々やるかは決めますが、とりあえず、何事も挑戦。なので、とりあえず「経営を学ぶサークル作ります」と宣言しておきます!

 

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バックグラウンドの違う人たち

 

老若男女、専門性の有る無しに関わらず、西条で行われた、昨日のひがしひろしま創業塾には数十名が参加しておられました。昨日だけで6時間に及ぶ講義を受けている中で、僕自身、他の参加者の方々を見ていてとても面白かったです。

 

人に伝えるって難しい

先述の通り、昨日の塾には様々な方が参加されていたのですが、その中でも話し方が上手な人、そうではない人がいるなと感じました。講演者の方は人前で話すことに慣れているだけあって、”さすが” といったところでした。ですが、色んなバックグラウンドを持った参加者の方々が質問するときは実力が顕著に表れていました。質問の際に聞いてて、なるほどと頷けるような質問の仕方をする人と、「ん?」と聞いていて、どこか引っかかる、跳躍して混乱させられるような質問の仕方をする人がいました。その人は、頭がいいんだろうなぁ〜という感じがしたのですが、(それが故に?)何が言いたいのか時々わかりませんでした。そういったことをみているなかで、伝えるって、人間同士の頭の中のイメージを出来るだけ近づけることであり、結構難しいなと思いました。

 

結構注意される僕

実は(実はでもないかも 笑)僕も人に質問するときに結構注意されるんですよ...。僕の場合、「こうなったら、あーで、あーなったらそうで」と考えることに夢中になっていて、そのまま質問をすると、質問を受けたひとがなんのことを言っているのかさっぱりわからなくなるということがあります。だから、自分がたどってった思考プロセスをもう一回たどって、一番最初のところから話さないとうまく伝わらないのですが、それをついつい忘れてしまうんですよ。忘れないように習慣化しなければ、そして人に伝えることは難しいなと感じた1日でした。

 

人の話を聞くって難しい

昨日の講師と受講者のやり取りを聞いていて、講師の方々はすごいなーと思いました。何がすごいのか? それは人の話を聞く力です。講師の方々は、人の質問を聞くや否や瞬時に答えていました。僕は質問を聞いているとき、頭の中で論理の順番を整理している最中に、講師の方々は返答し始めたのです。それで僕は、「人の話を聞く能力が未熟すぎるな」と感じました。人の話を聞いて、自分の頭の中でもう一度話を再構築し理解するということをもっと高速でやれるよう訓練しなければと思います。そして、そもそも僕は話を聞いていないということも、昨日のブレインストーミングの中でしばしばありました。これはしょうがないのかなとも思うのですが、僕は同時に2つのことをやるのが苦手で、「いい考えが浮かぶかも!」と考え事をしていると全く人の話が入ってきません。聞くときは聞く、考えるときは考える。一つのことに集中する習慣をもっと身につけなければなと思いました。

 

文章を読むのって難しい

この1年間本を多読する中で自分自身の本の読み方が最近変わったなと感じ始めました。今までは難しい単語が出てきたら、それを調べて、調べ終わって読んだらすぐに分かった気になっていたのですが、今は文のつながりとか、どの単語がどこにかかってるから、筆者は何を言いたいんだというのを自然に考えようと試み始めました。おそらく、日本語力(読解力)のある人たちは自然とこれができていて、だからこそ、文章から話の内容を読み取るのも、耳から聞いた情報から、話の内容を聞き取るのも上手で「あの人本当の意味で頭がいいなー」と感じるような気がします。本を多読する中で、やっと、日本語を読むのが難しいこと、さらに聞くこと、話すことが難しいことであり、大切であることが実感できました。「読む・聞く・話す」を改めて磨き直そうと思います。

 

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酒の街:西条にて

今日はひがしひろしま創業塾に参加ということで、西条に訪れました。西条といえば、お酒。未成年で語れることではありませんが、西条のお酒は軟水で作られており、女酒と呼ばれている”らしい”です(硬水で作られた男酒は灘で有名、”らしい”)。まぁ、それはさておき... 、今日は塾で感じたことを書きたいと思います。

 

一人でできることは限られている

今日の講義は、お茶のブラインドテストで、「お〜いお茶」と「伊右衛門」と飲みくらべるところから始まりました。(ブラインドテストなんで、飲む側はもちろんお茶が何のお茶かわかってませんよ!)そこから2時間の講義が3本で計6時間。ドラッカーをベースにした話を聞いたり、ブレインストーミングでアイデアを生み出したりと充実した講義内容でした。講義を受ける前はハードかもしれないと思っていましたが、つまらない大学の授業よりも圧倒的に早く時間が過ぎました(こういう余計な一言、言わないようにします)。そして、今日は、数名の友達が講義を一緒に受けてくれました。これまで僕は、一人で行動する方が、イベントの主催者側から見て印象に残りやすいと思っていたのですが、最近ひとりでできることって、とっても限られてるなということがわかったので、方針を変えて行動してみることにしています。

 

共通言語ができたらなぁ

とはいえ僕、いきなり行動の方法を変えて、やらかしたかなと思っていることがあります。それは、あんまり起業に興味のない人を誘ってしまったということです。最近の自分の行動指針は「失敗しないようにするのを考える前に行動しよう」というのがモットーで何も考えずに、創業塾に誘いました。もちろん起業にいくらか興味のある人も誘い、来てくれたのですが、起業に興味のない人もちょー有難いことに、一緒に来てくれました。でも、後で考えてみると、「興味のないことをやりにその場に行くって結構キツいだろーな」と...。どうかこれが、その人のためになっていて、杞憂に終わりますように。では、なぜ僕がそのようなことをしたのか。それは、その人と共通言語ができたらなと思っているからです。起業に興味があるといって動き始めてもうそろそろ一年間。先ほども書きましたが、この1年でいろんな人と出会い、「一人でできることには限りがある」ということに気がつきました。すると、仲間が必要だなということに気がつきました。そうした時に、どうやったら仲間ができるだろうということを考え、ひとまずの答えとして、「共通言語をたくさん持つと、その中から少しずつ仲間になってくれる人が現れるのでは?」ということにしました。そして今、人を半ば強引に連れてきているわけです。(いい方向に転がりますように...笑)

 

起業の志を持つ同世代増加傾向?

今日は講義の後の、交流会にも参加しました。(出費は痛いですが(涙)、こちらの方が個人的には大事だと思っているくらいです。)その交流会の中では、グルーポンのおせち事件の話(2011年におせちの販売で、中身スカスカで腐っているおせちを提供したという事件らしいです 笑)や今の教育の話(例えば、今の公立の〇〇高校は今でこそ評価されているけど、そのうち評価されなくなるよね、とか、私立の〇〇高校は、頑張ってもがいているけど、結局他の高校後追いだよね、とか。)いろんな話に飛びました。そう言って話があった中で、東広島市の職員の方ともお話をさせていただきました。創業塾についての話なんですけど、ひがしひろしま創業塾は数年前も前からやっているそうなのですが、近年、今までに比べて若者の割合が多くなってきており、なんでだろう?」ということをおっしゃっていました。僕なりに色々高校時代のことを考えてみると、高校二年生の時くらいから、急に自分の周りの先生たちが、”イノベーション”だの、”クリエイティブ”だのという言葉を使い始めたような気がします。(気のせいかもしれませんが)でも、そういう教育の転換により、起業の志を持つ若者が増えたのかなという気もします。(将来、同士なのだろうか、敵なのだろうか 笑笑)何はともあれ、僕としては面白い世の中になりそうだなという予感がします。

 

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残り11/12

 1月もう少しで終わり、1年の1/12に到達しようとしています。時の流れが早いなと感じるとともに、やることをさっさとやらないとあっという間に1年が過ぎ去りそうな気がします(汗)。そして昨日はWAOJEのセミナーに参加させて頂きました。WAOJEが何かをわからないまま行ったのですが、WAOJEとはWorld Association of Overseas Japanese Entreprenuers の略のようで、海外を拠点に活躍する日本人起業家のネットワーク、とのことです。セミナーの内容は、いつもお世話になっているMG(マネジメントゲーム)を応用して、海外で事業展開している実例とその考え方でした。ビジネスを起こす上で、何から考えればいいかや日頃のニュースをビジネスに結びつける考え方などが学べて、とても勉強になる貴重な時間でした。

 

雰囲気が変わったらしい

昨日のセミナーでは、以前MGでご一緒させていただいた方と数ヶ月ぶりにお会いしました。その方とお話をさせてもらう中、「雰囲気が変わったよね」(だいぶ良い意味で)という言葉をいただきました。僕は全く自覚がなかったのですが、「この間もMGでお世話になっている方に言われよなぁ〜」と振り返ってみると、自分の強いところ・弱いところを自覚し始めてからのこの数ヶ月間で、確かに考え方も価値観も変化しているし、変化しているのかなと思い、その言葉をいただいた時はとても嬉しかったです。そして、「日々の積み重ね」が大事なんだなということを改めて思いました。というのも、人は変化する時、ほんの少しずつ変化するから、自分では変わっていることに気付きにくいみたいです。でもだからこそ、「やって本当にあるのか?」と思うくらい細かいことを日々積み重ねていかければ、人は大きく変わることができないし、逆に積み重ねていけば、自分では気づかないが ”変わる” ということがわかりました。

 

11/12でやらねばならないこと

この1月は、「とにかくトライをして、失敗して、経験を積む」のが僕には必要だということがわかりました。僕の悪いところの一つは、何かに挑戦する前に、失敗しないように色々調べて勉強したり、考えたりをしてしまうということです。一番で大事で将来生きてくるのは”経験”にも関わらず、その”経験”するチャンスを自ら潰してしまっています。だから今年の残り11/12、とにかく挑戦して、失敗する。怒られて、恥ずかしい思いをして、そういった中で、何をやったらうまくいかない、何をしたらいけない、というのを僕自身の中に蓄積していきます。

 

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失敗しない大失敗

今日は、毎月通っているMG(マネジメントゲーム)を経営者・社会人等の方々と一緒に参加させてもらっています。MGとても勉強になってとっても楽しいんでよ!という話も書きたいのですが、今日はMGの懇親会でのことを書こうと思います。

 

僕は何をしたいんだ?

今日の懇親会の中で、「齊藤くんはなんで起業したいんだっけ?」という話になりました。単刀直入に僕が起業したい理由は、「たくさんの人が若い頃にいろんな世界を知ってもらった上で、人生を選択してもらいたい、それを強く後押しできるような会社を作り、たくさんの人に貢献したい」という思いがあるからです。というのも、小学校、中学校、高校と一般の人よりは、出来たかは別として、懸命に学校の勉強をしてきました。先生に言われたことを覚える、教科書や参考書に書かれていることを懸命に覚えることが、学校では評価されるが故に、正しいこと、少なくとも間違いではないことと思って取り組んできました。しかし、高校1年生でサッカー部を辞めてから、徐々に違うということに気がつき始めました。それはいろんな講演会を見に行ったり、ボランティアに参加したり、カンボジアに行ったりする中で、いろんな人に出会い、たくさんの生き方があることを知ったからです。若い頃に苦労して、そこから人のために尽くしている人、自分の生き方に疑問を持って、それから医者になった人、貧しいのにも関わらず、笑顔が絶えない幸せそうな人、いろんな人に会う中で、「こんな人がいるんだ!」「こんな世界があるんだ!」と驚きの連続でした。だから、僕は「若い頃にいろんな世界を知りたいと思ったし、それを僕と同じ若い世代にも知ってもらいたい」と思いました。ただ、「そのストーリーはインパクトが弱いし、そもそもお金の匂いがしないから、ビジネスにはならないし、起業じゃなくても良いよね」という言葉をいただきました。そこで、「はい、確かにそうです!」でとなるべきではありませんですが、その言葉を拭えない僕がいました。「僕はなんで起業をしたいんだ?」そして、そもそもそのストーリーでさえ、僕が本当にしたいことに結びついているかどうか、わからなくなってきました。結局、「僕は何をしたいんだ?」

 

頭でっかち

今日の懇親会の中で、「ある道で失敗しまくった人がその道のプロ」ということを教わりました。そして、そのためには「トライして失敗することが必要」だということを聞きました。けれども、いざ自分のことを振り返ってみると、トライする回数が少ないです。インプットばかりに走り、アウトプットをあまりしない自分がいます。「成功するかわかんない、挑戦する前に色々と調べてからやろう」と武装するのが僕の現状です。でもそれじゃあ、いつまでたっても成長しない、失敗しない大失敗です。理論だけを語る学者のようになってします。僕はそんな人にはなりたくないです。でも、今その道へまっしぐら...

 

実力主義を信じていた(いる)愚かな僕

もう一つ、大事なことを今日は教わりました。それは「世の中実力主義ではない」ということです。これだけいうと、「なんか嫌な感じがするな」と思うかもしれないので例を挙げます。例えば、ラーメン屋さん。世の中には美味しいラーメン屋さんというのが数多あります。対して、そこまでは美味しくないラーメン屋さんというのも数多とあります。そして、美味しいラーメン屋さんにも関わらず潰れるラーメン屋さん、そこまでは美味しくないのに繁盛するラーメン屋さんというのがあります。実力主義では「美味しいラーメン屋=繁盛」のはずなんですが、現実はそうではないようです。「〜できる、〜知ってる」というのが凄いのではありません。結局人間性(中身)とか外見とか、面白いとか、とにかくいろいろ、総合力?実力なんてほんの一部にすぎません。ですが、僕自身のことを振り返ってみると、昔も今も、実力主義を信じてきた気がします。小学1年生の頃、水泳で2・3メートルほどしか泳げなく(泳いだっていうのかな?顔つけただけ?)夏休みに登校させられて泳ぎの指導がありました。その時「泳げない(実力がない)自分は価値がないんだ」と思い、とても屈辱でした。そして「泳げない(実力のない)自分」を克服するために水泳スクールに通うと言い出し、とりあえず遅いものの数キロは泳げるようになりました。小学校高学年、中学校、高校1年では「下手くそながら、絶対に上手くなってやる(実力をつけてやる)」とがむしゃらにサッカーに打ち込みました。そして高校では「いろんなことをとにかく頭に入れてやる」と勉強に打ち込みました。つまり、僕は実力主義を信じてきたし、それに伴い行動をしてきました。ですが、それでは絶対にダメです。大きく成長することは見込めません。

 

まずは信頼してもらうことから

では僕がすべきことは何か。具体的には答えが出てはいませんが、とにかくトライしまくって、失敗すること。そうやって経験を積む中で、人に信頼してもらうことが僕のすべきことです。何もトライしてない頭でっかちな僕は、おそらく誰からも信頼されません。多分僕が今までやってきたことは完全なエゴで、あくまで自分のために努力をしてきた。人のために頑張ろうという気や行動がなかったように思えます。だから、とにかくトライする、人の役に立とうと行動する。そこから始めて、信頼してもらえるように努力します。そして、将来、僕の会社が世の中の人を大いに喜ばせているものを提供していることを現実化します。何もかも分からない残念な状態の自身ですが、諦めずやるべきことやっていきます。

 

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センター試験と世界一周

 

この土曜日・日曜日は、ちょうど僕も一年前に受けたセンター試験が行われました。一年前のことですが、もう数年前のことのように思えます。そこまでいい結果でも悪い結果でもなく、もう一回あの頃に戻れたら、また勉強して臨みたいなと少し未練が残っています。(笑)今日はそんなセンター試験について書くのですが、センターの問題につてではありません。センター試験当日より前の日に行う、試験会場の確認についてです。

 

百聞は一見に如かず

センター試験の会場確認は、多くの人が受験生の時にやったと思います。僕もグーグルマップで調べれば、会場への道なんてわかるにも関わらず、会場の確認を試験日の前日にしました。でも、この試験会場の確認、とても大事なことであると思います。なぜなら、試験会場の確認、そこまでの道の確認は不安要素を減らす効果があるからです。いくらグーグルマップがあるからといって、当日それに頼っていくのはやはり不安です。そこを一回自分の目で確かめておけば、不安を抱かずに当日を迎えることができます。まあ、当たり前のことといえば当たり前のことであり、特に大したことを僕はブログに書いていません。ですが、この試験会場の確認、世界一周と通じるところがあると思います。

 

僕が世界一周を決めた理由

僕は来年の2020年の4月に世界一周クルーズに乗船することを決めて、もう予約をしています。そして今はお金をどうしよう、「180万円もないんだけど...」と悩んでいます。(笑)「最悪、半年休んでマツダ期間工として働くか...」そんなことを考えています。もちろん、あと半年強はそうならないように足掻いてみますが(笑)。ところで、僕が世界一周を決めた理由。

それは、センター試験の試験会場の確認と同じで

「不安要素を減らすため」

です。

もちろん世界一周に行きたい理由は、単純にいろんな国に行きたいとか、いろんな景色を見てみたいとか、いろんな人に会いたいとかありますよ。けれども、「不安要素を減らすため」という理由が一番大きいです。

 

消化活動をしない消防士

だいぶ前のことになりますが、ベトナムに会社を持っている経営者の方のお話を聞く機会がありました。そして、その方から衝撃的なことを聞きました。その内容は「ベトナムでは賄賂を消防署に渡しとかないと、火事になった時消化してくれないんだよ。」とのことです。実際に火事が起こった時に、賄賂を渡している工場だけ消化されて、渡していない工場は、工場の前で消防士たちが燃えているのを眺めているそうです。日本の常識だと、

「公共サービスだろ、はよ消化しろよ」

となります。(笑)

 

海外でビジネス

ベトナムのような例は極端にしても、一回いろんな国に行っておくと、ある国でビジネスを起こそうとなった時に心のハードルが低くなると思います。世界一周である国に行った時、ビジネスのことについて何にも考えていなくても、その国を肌で感じるだけでだいぶ「不安」というものが軽減されます。僕は高校を卒業する2・3週間前にカンボジアに行ったのですが、そのおかげで、「もう一回カンボジアに行け」「カンボジアでビジネスを起こせ」と言われたら、そりゃ不安ですが、他の海外の国よりは心の面ではハードルが低いです。つまり、「百聞は一見に如かず」。一回自分の目で確かめることが大切です。いくらSNSが発達しているから、検索エンジンで海外のことを調べられるからとはいえ、実際にその国に行くのとは大違いです。だから、世界一周することは僕の中では必要なことです。

とにかく行動して、自分の目で何事も見ましょう、何事もトライしましょう!

僕はとりあえず1年3ヶ月後の世界一周の資金をどうにかします(^_^;)

 

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壮大な歴史を持った会計

 

今週は、『会計の世界史』( 田中 靖浩 著)という本を読みました。この本はとある税理士さんの本の紹介を見たことをきっかけに読み始めました。

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この本の著者:田中靖浩さんは公認会計士であり、金融のプロフェッショナル。そんな方が書いた本であり、会計の小難しいことが書いてあるのかなと思ったのですが、会計というよりは、誰もが知ってる歴史上の偉人が出てくる物語がたくさん書いてある面白い本というのが読んだ第一印象です。少し人物の名を挙げると、レオナルド・ダ・ヴィンチルカ・パチョーリ、ワットにスティーブンソン、プレスリーポール・マッカートニーマイケル・ジャクソンなどなど有名人が会計と接点を持っていて、とても読んでいて楽しい本です。数字も出てこないので読むのが楽!

 

簿記はイタリアで生まれた!

本の中では、会計が、イタリア、オランダ、イギリス、アメリカと渡りながら、発展していった歴史が書かれています。そして、始まりはイタリア。イタリアといえば、料理が美味しいとか景色が映えるとか、そういうイメージがあると思うのですが、実は会計の始まった地だそうです。簿記が誕生したのは15世紀イタリア。ちょうどレオナルド・ダ・ヴィンチがいた頃。簿記はヴェネツィアで生まれ、フィレンツェにも伝わり、様々なところで独自に簿記が発達していました。それを数学者のルカ・パチョーリが本に簿記のことについて記述し、それがヨーロッパ中に伝わって、簿記が統一されました。さらに、レオナルド・ダ・ヴィンチルカ・パチョーリのその本を参考にして『最後の晩餐』を描いたそうです。簿記といえば無機質な感じがしてつまらない感じが否めませんが、始まりから実は偉人が関わっている歴史があるのです。この本を読み始めてすぐに「簿記って意外と面白いかも」と思えました。

 

全体像が見えてきた!

会計に関して、ほとんど初心者に近い僕ですが、この本を読むことで会計の全体像をつかめました。初めは「自分のため」(経営者)のために生まれた会計が、「他人のため」(株主)に報告をするための財務会計へと発展し、また「自分のため」(経営者)のための管理会計ファイナンスが発展したという流れがあること、日本の企業は損益計算書ばかりにこだわり、バランスシートを疎かにし、失敗したこと、決算書は損益計算書とバランスシート、キャッシュ・フロー計算書の三本立てであること、時価vs原価の構造があることなどの大きな枠組み、歴史の流れが専門用語の知らない僕でも理解することができました。

 

興味が絞られてきた

大学に入ってからのそろそろ一年、すこしでも興味のある分野、興味を持ったことのなかった分野の本を片っぱしから読んできました。どの分野も知れば大抵面白く、やっときりがないということがわかってきました。(笑)そしてこの本を読んで、やっと本気で特定の分野:会計を学びたいと思えてきました。もっと細かくいうと、守りの財務会計だけでなく、攻めの管理会計ファイナンスを学びたいです。

では、なぜ僕がこれらの分野を学びたいのか?

それは僕が経営者となって世の中に貢献したいという思いがあるからです。

この本を読んで、経営者として活躍するには、会計・ファイナンスがとても有効だということがわかりました。それゆえ、これらを学びたいという思いが強くなりました。また、今の会計の仕組みは第3次産業では、対応しきれていないということもわかりました。今の産業にマッチする会計を研究するというのは、大学での研究テーマにもなり得るかなと思い、ますます会計に対する興味が湧いてきています。

 

矛盾しているようだが...

これからは会計の勉強にウエイトを置いて、生活したいと思います。とはいえ、他の分野の勉強にもより一層力を入れていきたいと考えています。なぜなら、会計は僕の夢の実現に必要な強力ツールではありますが、それだけではまったく夢を実現することができません。ただ、金を稼ぎたいというのであれば、それでもいいかもしれませんが、社会に貢献する、世の中の問題を解決して社会を変える僕は、それだけではダメです。むしろ、他の気になる分野(教育・宇宙・スポーツ・芸術など)の興味を深めること、自分にとって「Like」の分野を「Love」の分野にするくらい極め、会計と掛け合わせることで初めて、自分に納得がいくと思っています。

夢に向かってこれからも、もっともっと邁進していきますd( ̄  ̄)

 

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