シューターのブログ

2日間MG(マネジメントゲーム)をして学んだこと

 

 この土曜日と日曜日MG(マネジメントゲーム)に参加しました。MGは昭和51年にソニーで生まれたビジネスゲームで、経営を知識先行ではなく、まず感覚から学べるのが特徴です。僕は今回2回目ということもあり、だいぶルールも覚え始め、お金があるときは何にお金を使うべきかや状況に応じて会社はどのような手を打ってくるのかが少しずつわかってきました。

 MG(マネジメントゲーム)をやることで、経営がどういうものかや会計というものを学ぶことができ、とても収穫でした。しかし、このMGで僕は、経営や会計以上のことを学びました。

 

今回の1番の学び

MGに参加している方のほとんどが社会人であり、その多くが経営者でした。そして、その方々とお話をしたり、行動を共にしたりという貴重な機会がこの2日間で多くありました。経営者の方々と一緒に会話をしたり、ご飯を食べたりしている中で学んだのは「どれだけ人を大切にできるか」です。

 

「人を大切にする」

 今回のMGである方とお話させてもらえる機会がありました。その方は会社の良さだったり、ご自身の会社の社長の素晴らしさを僕に熱く語ってくれました。その方のお話を聞いてて「従業員を家族のように思い、従業員が苦しい時は社長自らが苦しい思いをしてまで守る」というところに感激しました。経営者というのは、一緒に仕事をしてくれる仲間、従業員がいないと会社をやっていくことができません。そして、仲間、従業員には家族がいます。つまり、たくさんの家族の運命を経営者は担っているという訳です。従業員は会社を、そして経営者を信用して運命を託してくれています。だからこそ経営者は、従業員を家族のように思い、なんとしてでも守らなければいけないということを学ぶことができました。そして、「従業員を家族のように大切にできる経営者」になるためには、「人を大切できる人」にならないといけないなと思いました。

 

今までの自分を振り返って

 この2日間は今までの自分が「人を大切にできていたのか」と振り返る良い機会になりました。実際に今までを振り返ってみると全くできていなかったように思えます。というのも、今までの自分というのは、目標を設定し、その目標に向かって突っ走ることだけに集中し、周りの人に冷たかったからです。目標に向かって努力することが一番大切なことだと思っていましたが、それは間違いでした。「人を大切にすること」が一番大切なんだと気づくことができました。それと同時に今までの自分は、自覚のないうちに大切な人が自分の周りから離れていたのだろうと思いました。そして、過去のことをよくよく振り返ってみると「あの時にこうしておけばよかったな」なと思うことがいくつかありました。その時に気づけていなかった自分、今までの自分が情けないです。

 なかなか急には変われないかもしれませんが、まずは「人を大切にすること」ここから始めようと思います。人として大事なことがきちんとできるようにならなければと思います。そして将来、本当に信頼できる仲間と仕事をしていきたい、従業員を家族のように思い、何が何でも守るような経営者になりたいです。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。