シューターのブログ

AIがクリエイティブ!!

 

 先日、AIが考えたカレーメシというのを食べました。その辺スーパーに売っているもので、価格は200円くらいなのです。スープカレーにトマトの酸味を足したような感じで、なかなかのお味です。少し文句を言うと味が濃くてしょっぱいのですが、まあインスタントだからそんなもんかという感じです。AIが料理を考案する時代が今来ているのかと知り、とても危機感を感じました。今からの時代はクリエイティブだと言われているのに、AIがもうすでにクリエイティブじゃないか!!というところです。

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AIが得意な記憶

 

AIが得意なのが記憶というのは誰でも知っていることだと思うのですが、記憶が得意であるということは、創造も得意であることにつながり得ると思います。なぜそう言えるのかというと、新しい考えやモノを生み出すとき、大部分が組み合わせによってできているからです。新しいものを作るにしても、ゼロからつくるということはほとんどありません。例えば新しい料理をシェフが考える場合、ゼロから考えているというわけではありません。今までそのシェフが食べて来た料理の味や匂い、食感、また今までに得てきた料理の知識などを組み合わせて新しい料理を考案しています。そして、それをシェフができるようになるためには膨大な記憶が必要であり、何年も、もしくは何十年もかかるものです。それがAIのこととなると、記憶が得意であるため、膨大な料理の情報を短時間で記憶し、その情報をもとに、新しい料理を考案します。そして体現化したのが、僕が昨日食べた、NISSINのトマトチキンカレーメシです。

 

創造するAI

 これは料理だけに起こることでは決してありません。建築の分野でも、膨大な建物の情報を記憶させれば、AIが建物を設計するのではないかと僕は思います。お笑いでも、膨大な面白いコントの情報をAIに記憶させ、AIに面白いコントの台本を作らせることもできると思います。その他多くの分野でもAIに新しい創造をさせることができるでしょう。

 

では人間はどうすれば良いのか?

 このことは一度ブログで書いた内容と同じなのですが、メディアアーティストであり、大学の研究者でもある落合陽一さんが『超AI時代の生存戦略』で言っているクリエイティブ、「AIで自動化できる仕事をその地位についている人間から奪い、そこでできた余剰の資本を人機一体によりさらにクリエイティブを加速させ、他のコンピュータ親和性の高い専門家に注入して、より大きな問題を解決しようとすること」つまり、コンピュータを使いこなせるようになり、AIと密に協力できるようなスキルをつける、そして問題を解決できるようになることが一つの答えだと思います。

 

AIのカレーメシを食べたことは世の中の発達のスピードを身近に感じる出来事でした。今後もAI考案のものに注目していきたいと思います!!

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。