シューターのブログ

ワンピースの深さに今さら気がつく

 

最近、大学主催の塾に参加する中で、様々なリーダー像について話す機会があります。そして、リーダーには、スティーブ・ジョブズのようなフロントランナーのリーダーから、仲間を鼓舞し、大切にするようなリーダーなど様々なリーダー像があることが理解できました。複数のリーダー像を頭にストックした上で、組織がどのような特徴を持っているのか、何を目的としているのかに応じ、ある特定の手法を選択して、リーダーとしてやっていくべきであると感じました。そう考えると、必然的に組織内のメンバーに目を向けなければならない、それにより、組織内のバランスをうまく取らなければならないという結論に至りました。そこで、組織内のバランスがうまく取れているのは、どういう組織だろうと考えたときに思いついたのが、「ONE PIECE」の麦わらの一味でした。

 

尾田栄一郎さんに感動

ONE PIECEはいわゆる超人気漫画で、僕は幼稚園の時から見させてもらっている漫画です。僕はただ単純に面白いからずっと今まで見てきました。だから、なぜONE PIECEに惹かれるのかとか、ONE PIECEの素晴らしさについて考えたことがありませんでした。ONE PIECEの作者、尾田栄一郎さんは、理想の組織のあり方を頭に全て思い描いた上で、ルフィーが仲間を集めているのではないかと僕は思います。

 

ワンピースから学ぶ

麦わらの一味の船長ルフィーはれっきとしたフロントランナーです。破天荒であるが信念を持った船長です。それを支える仲間たち、その仲間たちの個性は様々で、性格も全く違います。しかし、それらを集合させた時に、とてもうまく機能するのが麦わらの一味です。尾田栄一郎さんは、組織にどういう性格のキャラクターやどういう能力を持ったキャラクターが必要かを全て考えてから、ONE PIECEを描いています。それはONE PIECEに登場する他の海賊団でも同じ。ある組織を考え、その組織にはどういう人が必要かを考え描いています。そして、その組織はとても多くの人に共感を生む。だから、ONE PIECEは多くの人に愛されているんんだということが理解できます。これは現実の世界にも応用することができ、会社を作る時には、どういう組織を作りたい、そのためにはどういう人材(性格、能力、バランス)などを詳細に想像して、仲間を集めることが大切です。そうすることで、うまく機能する会社や愛される会社を作ることができるのではないかと僕は思っています。

 

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