シューターのブログ

ビジネスピッチ大会

 

昨日、広島大学産学・地域連携センターで行われたビジネスピッチ大会を見に行きました。まずはじめに、”ビジネスピッチ”とは何か、ざっくりというと、起業を目指す人が投資家に対して、プレゼンを行うことを指します。ビジネスピッチはもともと、シリコンバレーで生まれたそうで、起業を目指す若者が、話を忙しくて聞いてられていない投資家に対し、短時間でビジネスプランを説明しようという思いから出来たみたいです。そして、そのビジネスピッチ大会が昨日広島大学でありました。発表している方々は、広島大学の学部生・院生、社会人と様々でした。みじかなところに着目したアイディアから、スケールの大きいものまで様々で、正直ビビりました(笑)中には僕と同い年の人もビジネスピッチ大会で発表しており、とても刺激を受けました。

 

手堅い大学

僕は今、広島市立大学に通っているいるのですが、いい意味でも悪い意味でも、周りの生徒を見て「手堅い」印象があります。僕がとやかくいうことではないのですが、周りにはとりあえず公務員になりたいという人や、それなりのところに就職できれば良いかなという人が多いようにいます。(消滅可能性都市のことや、リスクを取りやすい時期が若いうちということを考えた上で将来を考えているのか、お節介ながら勝手に気にしています。)まあ、それはさておき、僕が不満を抱いていることは、広島市立大学アントレプレナーのためのプラットフォームがないということです。起業になんとなく興味があるという人は僕を含め少なからずいますし、そういうプラットフォームがあることにより、広島市立大学に通っている学生の視野・選択肢・考えを広げることができると思っています。対して、昨日訪れた広島大学は、昔あった1st peguinという、起業を目指す人のためのクラブが近々復活するとのことです。ピッチコンテストも開催しておられ、これからますます、アントレプレナーのためのプラットフォームが出来上がってきそうです。

 

不満は自身が解決する

こういった不満が僕にはあるのですが、不満だけをタラタラと言っても、大きく状況が好転することはほぼありません。そこで、僕が広島市立大学アントレプレナーのためのプラットフォームを用意したいと思います。そして、それは大学を盛り上げるチャンスだと思っています。例えば、大学の就職率を考えてみましょう。多くの大学はここの学部の就職率が99パーセントとか、100パーセントとかを宣伝文句にしています。しかし、文部科学省のデータによると、平成29年度の就職率は大学で98.0% 短大で99.1% 高専および専修学校は98.2% , 97.9% となっており、そもそも就職率で大学が競うのは馬鹿馬鹿しく、大学を判断する基準にも、大学自体の価値にもなりません。そこで、大学が輩出する価値ある人材、輩出すべき人材は、起業をしなくとも、起業家精神を持った人材、自ら価値を生み出そうとする人材だと僕は思っています。だから、僕は通っている大学で、アントレプレナーのためのプラットフォームづくりに向けて動いていこうと思います。

 

リーンスタートアップ

話は少し変わりますが、昨日たくさんのことを学んだ中で、一番の学びになったのは「リーンスタートアップ」です。これは起業を始める際に、まずはあまりコストをかけずに、最低限の製品・サービスで顧客の反応を確認し、反応が良ければ本格的な事業化に移るし、反応が悪ければ素早くたたむという方法です。この考え方はすごく重要で、何かを始めるにしても、ついつい「あれを準備してから、これも準備してから」となってしまいがちです。しかし、長いスパンで見ると、最低限を用意し、素早く実行し、トライアンドエラーを繰り返す方が、成功する確率は高く、成功するスピードも高いです。だからこの考え方は重要であり、僕が持っているビジネスプランも実行する際にこの方法で行おうと思います。さらに、これは起業だけの話ではなく、普段の生活でも言えることだと思います。何か始めようと思った時、完全に準備してからではなく、最低限を準備し、すぐにやってみるということがとても大切で、成功につながります。そういったわけで、昨日は「リーンスタートアップ」を意識して生活しようと考える事が出来た貴重な機会でした。

 

最後まで読んでいただきありがとうございます