シューターのブログ

 

失敗しない大失敗

今日は、毎月通っているMG(マネジメントゲーム)を経営者・社会人等の方々と一緒に参加させてもらっています。MGとても勉強になってとっても楽しいんでよ!という話も書きたいのですが、今日はMGの懇親会でのことを書こうと思います。

 

僕は何をしたいんだ?

今日の懇親会の中で、「齊藤くんはなんで起業したいんだっけ?」という話になりました。単刀直入に僕が起業したい理由は、「たくさんの人が若い頃にいろんな世界を知ってもらった上で、人生を選択してもらいたい、それを強く後押しできるような会社を作り、たくさんの人に貢献したい」という思いがあるからです。というのも、小学校、中学校、高校と一般の人よりは、出来たかは別として、懸命に学校の勉強をしてきました。先生に言われたことを覚える、教科書や参考書に書かれていることを懸命に覚えることが、学校では評価されるが故に、正しいこと、少なくとも間違いではないことと思って取り組んできました。しかし、高校1年生でサッカー部を辞めてから、徐々に違うということに気がつき始めました。それはいろんな講演会を見に行ったり、ボランティアに参加したり、カンボジアに行ったりする中で、いろんな人に出会い、たくさんの生き方があることを知ったからです。若い頃に苦労して、そこから人のために尽くしている人、自分の生き方に疑問を持って、それから医者になった人、貧しいのにも関わらず、笑顔が絶えない幸せそうな人、いろんな人に会う中で、「こんな人がいるんだ!」「こんな世界があるんだ!」と驚きの連続でした。だから、僕は「若い頃にいろんな世界を知りたいと思ったし、それを僕と同じ若い世代にも知ってもらいたい」と思いました。ただ、「そのストーリーはインパクトが弱いし、そもそもお金の匂いがしないから、ビジネスにはならないし、起業じゃなくても良いよね」という言葉をいただきました。そこで、「はい、確かにそうです!」でとなるべきではありませんですが、その言葉を拭えない僕がいました。「僕はなんで起業をしたいんだ?」そして、そもそもそのストーリーでさえ、僕が本当にしたいことに結びついているかどうか、わからなくなってきました。結局、「僕は何をしたいんだ?」

 

頭でっかち

今日の懇親会の中で、「ある道で失敗しまくった人がその道のプロ」ということを教わりました。そして、そのためには「トライして失敗することが必要」だということを聞きました。けれども、いざ自分のことを振り返ってみると、トライする回数が少ないです。インプットばかりに走り、アウトプットをあまりしない自分がいます。「成功するかわかんない、挑戦する前に色々と調べてからやろう」と武装するのが僕の現状です。でもそれじゃあ、いつまでたっても成長しない、失敗しない大失敗です。理論だけを語る学者のようになってします。僕はそんな人にはなりたくないです。でも、今その道へまっしぐら...

 

実力主義を信じていた(いる)愚かな僕

もう一つ、大事なことを今日は教わりました。それは「世の中実力主義ではない」ということです。これだけいうと、「なんか嫌な感じがするな」と思うかもしれないので例を挙げます。例えば、ラーメン屋さん。世の中には美味しいラーメン屋さんというのが数多あります。対して、そこまでは美味しくないラーメン屋さんというのも数多とあります。そして、美味しいラーメン屋さんにも関わらず潰れるラーメン屋さん、そこまでは美味しくないのに繁盛するラーメン屋さんというのがあります。実力主義では「美味しいラーメン屋=繁盛」のはずなんですが、現実はそうではないようです。「〜できる、〜知ってる」というのが凄いのではありません。結局人間性(中身)とか外見とか、面白いとか、とにかくいろいろ、総合力?実力なんてほんの一部にすぎません。ですが、僕自身のことを振り返ってみると、昔も今も、実力主義を信じてきた気がします。小学1年生の頃、水泳で2・3メートルほどしか泳げなく(泳いだっていうのかな?顔つけただけ?)夏休みに登校させられて泳ぎの指導がありました。その時「泳げない(実力がない)自分は価値がないんだ」と思い、とても屈辱でした。そして「泳げない(実力のない)自分」を克服するために水泳スクールに通うと言い出し、とりあえず遅いものの数キロは泳げるようになりました。小学校高学年、中学校、高校1年では「下手くそながら、絶対に上手くなってやる(実力をつけてやる)」とがむしゃらにサッカーに打ち込みました。そして高校では「いろんなことをとにかく頭に入れてやる」と勉強に打ち込みました。つまり、僕は実力主義を信じてきたし、それに伴い行動をしてきました。ですが、それでは絶対にダメです。大きく成長することは見込めません。

 

まずは信頼してもらうことから

では僕がすべきことは何か。具体的には答えが出てはいませんが、とにかくトライしまくって、失敗すること。そうやって経験を積む中で、人に信頼してもらうことが僕のすべきことです。何もトライしてない頭でっかちな僕は、おそらく誰からも信頼されません。多分僕が今までやってきたことは完全なエゴで、あくまで自分のために努力をしてきた。人のために頑張ろうという気や行動がなかったように思えます。だから、とにかくトライする、人の役に立とうと行動する。そこから始めて、信頼してもらえるように努力します。そして、将来、僕の会社が世の中の人を大いに喜ばせているものを提供していることを現実化します。何もかも分からない残念な状態の自身ですが、諦めずやるべきことやっていきます。

 

最後まで読んでいただきありがとうございます