シューターのブログ

バックグラウンドの違う人たち

 

老若男女、専門性の有る無しに関わらず、西条で行われた、昨日のひがしひろしま創業塾には数十名が参加しておられました。昨日だけで6時間に及ぶ講義を受けている中で、僕自身、他の参加者の方々を見ていてとても面白かったです。

 

人に伝えるって難しい

先述の通り、昨日の塾には様々な方が参加されていたのですが、その中でも話し方が上手な人、そうではない人がいるなと感じました。講演者の方は人前で話すことに慣れているだけあって、”さすが” といったところでした。ですが、色んなバックグラウンドを持った参加者の方々が質問するときは実力が顕著に表れていました。質問の際に聞いてて、なるほどと頷けるような質問の仕方をする人と、「ん?」と聞いていて、どこか引っかかる、跳躍して混乱させられるような質問の仕方をする人がいました。その人は、頭がいいんだろうなぁ〜という感じがしたのですが、(それが故に?)何が言いたいのか時々わかりませんでした。そういったことをみているなかで、伝えるって、人間同士の頭の中のイメージを出来るだけ近づけることであり、結構難しいなと思いました。

 

結構注意される僕

実は(実はでもないかも 笑)僕も人に質問するときに結構注意されるんですよ...。僕の場合、「こうなったら、あーで、あーなったらそうで」と考えることに夢中になっていて、そのまま質問をすると、質問を受けたひとがなんのことを言っているのかさっぱりわからなくなるということがあります。だから、自分がたどってった思考プロセスをもう一回たどって、一番最初のところから話さないとうまく伝わらないのですが、それをついつい忘れてしまうんですよ。忘れないように習慣化しなければ、そして人に伝えることは難しいなと感じた1日でした。

 

人の話を聞くって難しい

昨日の講師と受講者のやり取りを聞いていて、講師の方々はすごいなーと思いました。何がすごいのか? それは人の話を聞く力です。講師の方々は、人の質問を聞くや否や瞬時に答えていました。僕は質問を聞いているとき、頭の中で論理の順番を整理している最中に、講師の方々は返答し始めたのです。それで僕は、「人の話を聞く能力が未熟すぎるな」と感じました。人の話を聞いて、自分の頭の中でもう一度話を再構築し理解するということをもっと高速でやれるよう訓練しなければと思います。そして、そもそも僕は話を聞いていないということも、昨日のブレインストーミングの中でしばしばありました。これはしょうがないのかなとも思うのですが、僕は同時に2つのことをやるのが苦手で、「いい考えが浮かぶかも!」と考え事をしていると全く人の話が入ってきません。聞くときは聞く、考えるときは考える。一つのことに集中する習慣をもっと身につけなければなと思いました。

 

文章を読むのって難しい

この1年間本を多読する中で自分自身の本の読み方が最近変わったなと感じ始めました。今までは難しい単語が出てきたら、それを調べて、調べ終わって読んだらすぐに分かった気になっていたのですが、今は文のつながりとか、どの単語がどこにかかってるから、筆者は何を言いたいんだというのを自然に考えようと試み始めました。おそらく、日本語力(読解力)のある人たちは自然とこれができていて、だからこそ、文章から話の内容を読み取るのも、耳から聞いた情報から、話の内容を聞き取るのも上手で「あの人本当の意味で頭がいいなー」と感じるような気がします。本を多読する中で、やっと、日本語を読むのが難しいこと、さらに聞くこと、話すことが難しいことであり、大切であることが実感できました。「読む・聞く・話す」を改めて磨き直そうと思います。

 

最後まで読んでいただきありがとうございます