シューターのブログ

会計学

沖縄から帰ってきて、本土の寒さに驚いています。沖縄の暖かさが恋しいです(笑)。とはいえ、家に帰ってくるとなんだかんだ落ち着きます。そして今日は広島に帰ってきた二日目。先月に受けた日商簿記検定3級の成績結果が郵送で手元に届きました。

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国際通り楽しかったな、沖縄に戻りたい(笑)!

 

商業高校の学生が隣で勉強

簿記検定試験の数日前、僕は試験に向けてカフェで勉強をしていました。すると、隣に座ったのは高校生。ふと目を移すとその高校生は自分と同じ簿記検定3級の参考書を開いて勉強してる!おそらく商業高校せいだろうから、不思議ではないのだが、この時期から専門性を身につけようとしているんだなと思うと、余計な劣等感を感じました(笑)。そんな中勉強し、試験に臨みました。そして、結果の方は...

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合格しました! 欲を言えばもう4点

合格することができました。合格率が52パーセントと、いつもよりは高く、幸い問題が簡単であったようです。簿記の知識があるのとないのでは、全くお金に関する見方が違うなと、簿記検定試験のための勉強をして感じました。

 

簿記をさらに学ぶことは必要か?

3級を取得したら2級を勉強したくなるというのが自然な流れ。簿記を勉強することが楽しいので、2級も取得を目指して勉強したいと思います。しかし、簿記2級の知識が将来役に立つかと言われれば、税理士や公認会計士にならない限り、役にたつ可能性は低いです。僕がよくお世話になっている方からは、「経営者であれば3級まで十分。逆に3級は必要だけどね。」と3級が必要であるのは聞いているがそれ以上は必要ないと聞いています。さらに日商簿記は、財務会計の要素が非常に強いと聞きます。そもそも簿記を学ぶのは、

①利害関係者が意思決定できるように、企業の財政状態と経営成績を報告するため

②日々の経済活動を記録することで、企業の財産管理を行うため

であり、財務会計の要素の強い簿記は、経営を生業とするにはあまり必要がありません。そして、財務会計は条件であったり、ルールであったりがきっちりと決まっているので、人工知能に近い将来代替されます。ご存知の通り、税理士や公認会計士は近い将来AIに代替される職業ランキング上位に入っていますよね(苦笑)。さらに2級の合格率は今回かなり低かったです。広島商工会議所によると、2級の合格率は12パーセントほどでした。3級と違い、あんまり勉強をしていない人というのは少ないでしょうし、合格するのはそれなりに難しく、勉強時間が必要ということが推測できます。おそらくコスパは悪いでしょう。そういったことを加味して、順当に考えると僕は簿記検定2級を取るために勉強するという選択は賢明ではないことが明らかです。ですが...

 

無駄なようで無駄じゃないかも

これだけ、2級を勉強すべきでないと複数理由を挙げたのですが、僕は2級を勉強しようと思います。自分でも時間を無駄にしてるし、馬鹿な判断だなと思います。でも2級を勉強しようと思う理由は2つ。

①「なぜ経営者にとって2級はあまり必要でないか」を知りたいから

②簿記の勉強をするのが楽しいから

①に関しては、完全に僕のひねくれた探究心からきている理由です。時間を無駄にするなと思いながらも、興味を抑えることができません(笑)。

②に関しては、楽しいことをするのが生きてて一番幸せだという単純な考え方からきている理由です。そして、楽しいなと思うことは、自分の適所を見つけることにつながると僕は考えています。(簿記の場合はやはり、AIに代替されるから無駄にも思えますが...)

 

適材適所

少し話が変わるのですが、最近、「各人が適所を見つけることが大切なんだ」ということがわかってきました。少し前の僕は、頭では時間が有限ということがわかっていても、感覚的に時間が有限だということをわかっていませんでした。(今も感覚的にあんまりわかっていないとこですが...)それが故に、なんでもできる万能型の人間になってやると思って、何事も極めてやるという思いでことに望んでいました。しかし、当たり前なことに、全てにおいてなんでもできる万能な人間になろうと思えば、いくら時間があってもたりません。だからこそ、自分が得意なこと、好きなことを見つけるのが重要です。そう考えると、若いうちにいろいろなことに挑戦するのは、「なんでも高度にできるようになるため」よりも、「自分の適所を見つけるため」という意識を持って臨んだ方が、いいように思えます。これからもますますいろいろなことに挑戦しようと思いますが、「自分の適所を見つけるため」という意識でことに臨んで参りたいと思います。

 

最後まで読んでいただきありがとうございます