シューターのブログ

貰った1000円IN流川 (広島1日目)

 

昨日大阪に戻り、寝るという幸せを噛み締めています(笑)。今週はほぼ1週間、地元広島でポスターを貼り続けていました。日中は広島市や東広島、呉市、夜は流川でポスターを貼り、集合が朝8時半で終わりが次の日の朝4時前の日があったり、朝家を出て、次の日の朝方に帰ってくるという生活が連続しました。ほんと、眠かったー(笑)

 

広島1日目

睡魔との戦いはこの日から始まりました。初日、高速バスで眠れなかったが故に眠い目をこすりながら早朝、広島に着きました。その日は朝から、土橋や舟入近辺でポスターを貼りました。地元を歩いて回っていると「この場所にこんな店があるのか!」知ることができて楽しかったです。また、「小網町」や「堺町」という地名に遭遇して、「こんな地名があったんだ!」と、ちょっとした感動がありました(笑)。

f:id:orangesing:20190331100433j:plain

ポス貼り道中にて

広島1日目(夜)

夜は1時半まで歓楽街”流川”でポスターを貼り続けました。眠らない街で、眠りかけながら店を回りに回りました。縦長の建物が多く、お店がとにかく多かったのが印象的。バーや居酒屋、ピンク系、クラブ、飲食、ほんと様々でした。客引きは多いし、キャバクラのホストやらないかとか言われるし、流川はやっぱり混沌としてました。ただ一言、「眠かった」

 

貰った1000円

流川町界隈を回っており、あるバーに「ポスター貼らしていただけませんか?」と入ったところ、「ポスターは貼らんがその代わりに1000円を受け取れ」と1000円札を渡されました。一瞬「このおっさん酔ってるだけか」と思いましたが、意外と真面目な意図が隠されているように思えました。おっさんは「歳いくつや? なんで船乗りたいんや?」と立て続けに質問をしてきます。「19で、云々かんぬん」と話すと「なるほど!」といってくれます。そして、最後に「もう一回色々と考えてみろ」と声をかけられました。

 

なぜ「もう一回考えてみろ」とおっさんは言ったのか...

おっさんが「もう一度考えてみろ」と言った理由は結構深いものであったということを話の文脈の中から感じました。おそらく「ピースボートの成り立ちから現在までの流れ」や「今のピースボートの社会的役割の複雑性」、「船上での出来事」などのことを言っていたように思われます。これらのことはググっていただいたり、書籍を読んでもらったらある程度わかると思うので、言及はしませんが、僕自身ピースボートは「めちゃめちゃ良い、最高!」とも言えないし、「めちゃめちゃ悪い、最低!」とも言えません。多くの人を巻き込んで、事業を継続できているということは、それだけ世の中に役立っているということ、認められているということ。ただ、僕のピースボートに対する印象は「社会に蔓延する問題をうまく突いている」というものであり、ピースボートの成り立ちにしろ、役割にしろ、船上のことにしろ「良い」とも「悪い」とも見ることができます。完全に良し悪しを決めることができません。そして、そのような見方をしている人は以外にも、大阪でも広島でも多いように感じました。

 

最後まで読んでいただきありがとうございます