シューターのブログ

僕に一番足りないもの

 

今日は3ヶ月ぶりにMGに参加しました。MGに参加していない間に勉強した成果を出してやると前日に計画を立てて挑みました。「損益分岐点比率に気をつけるんだ」「レバレッジを効かせるんだ」「資金繰りをよくするんだ」と。明らかに前回とは見えているものが違ったから、自信がありました。そして、ゲームが始まり、序盤はちょっとしたミスこそあるものの今までにない好感触でした。「うまくやれば、ハマって収益が出るんだ」と。しかし、そこからがだだ下がり。市場の中で明らかに有利な位置、強い立場にいたにも関わらず、自分の投資を活かしきれず自滅。さらに、その市場にいた人たちも道ずれにしてしまいました。「何回同じ過ちをしてるんだ。」本当に情けなかったです。明日は今日の反省を活かして会社を立ち上げてみせます。

 

突き抜ける感覚

MGでは毎回「これでもか」というくらいの学びを得ます。しかし、それ以上に学びを得るのが1日目のMG後の飲み会です。飲み会では、「学んだなー」という感覚をいつももらうのですが、その5倍10倍いつも「このままじゃダメだ」と焦りを感じます。例えば、「投資家にどういうタイプがいて、どういう資金の調達方法があるか全くわかってないよね」とか、「君の稚拙なアイディアには、強烈な思いや熱意、現実性がないよね」「頭で考える前にまずやってみるというところができてないよね」とかみたいな...。毎回帰りに自転車を漕ぎながら「やばいやばいやばい」と頭の中で堂々巡りしています。でも今日に関しては、もっともっと本質的なことを言われました。そしてそのことは、父親を見ていてもそうでしたし、何より自分自身に当てはまりました。それは「突き抜ける感覚がない」ということです。

 

学校一・市一・県一・日本一・世界一

飲み会では「突き抜ける感覚」をおしぼりをドーナツ状に丸めて説明してくれました。一般の人たちがドーナツの穴の中にいるとします。そして、何かを極めた人、何かで一番になった人は、穴の外側にあるドーナツを貫通した人です。僕の周りでも「陸上で県一番になって都道府県対抗駅伝に出た人」「国体でサッカーの得点王になった人」「野球で甲子園に出た人」「バスケやバレーで県一になった人」などがいました。有名人でいうと「フィギュアスケート羽生結弦」「サッカーはメッシやロナウド」「公認会計士だったらカツマー」「ダンスだったらエビケン」「ユーチューブだったらヒカキン」などなど。対して僕はどうかというと確かにサッカーを頑張った。けれども「県一番どころか学校一、近所一にもなれなかった。」勉強も高校時代頑張った。けれでも「県一番に学校一番にもなれなかった。」つまり僕はドーナツを内側から貫通できなかった人、「少し内側から穴を開けては諦め、また少し内側から穴を開けては諦めた人」です。では「ドーナツを貫通した人」と「ドーナツを貫通できなかった人(僕)」の違いは何か。それは、「これだけ頑張れば、特定の分野においてトップになれるという感覚」があるかないかです。そして、その感覚のある人、つまり「ドーナツを貫通した人」は、「これだけ頑張れば一番になれるという感覚」があるから他の分野に挑戦したとしても、成功します。逆に「ドーナツを貫通できなかった人(僕)」はというと、何に挑戦しても「これだけ頑張れば一番になれるという感覚」がないから、大きく成功することがありません。ドーナツの穴の中をさまよい、武器を持っていない魅力のない人間になってしまいます。これが僕の置かれている状況です。

 

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突き抜けろ、一番になれ

僕が大きく成功するために通らなければならないことはただ一つ。それは「何かで一番になる」ということです。今日は剣道で日本一になった方ともMGでご一緒させてもらったのですが、その人は「突き抜けたこと」があるから、「自分の背骨(軸)」ができており、好きなことが見つけさえすれば、そこで成功します。そして、僕はそれ以前に何かしらで”一番”にならないといけないです。だから、その人と僕とは将来の期待値が何倍も違います。僕の方が圧倒的に期待値が今の所低い。だからなんでもいいから一番になってとにかく「突き抜ける感覚」を手に入れることがまず肝要。これができると、本当に好きなことが見つかった時「絶対に好きなことで一番になれます」。でもいざ自分に振り返ると「得意なことってなんだろう」「好きなことってなんだろう」「のめり込めることってなんだろう」と疑問と不安がとてつもなく襲ってきます。「会計なのか?」「統計学なのか?」はたまた「最近始めたバスケだったりして?」僕は一番を目指すものを早く見つけたいです。本当に時間がない。何かにのめり込んで、一番になるために苦しい思いをして、一番になるまで頑張って「突き抜ける感覚」を掴みたいです。のめり込むことを一刻も早く見つける、それで近所一、学校一、市一、県一、日本一と一番の範囲を広げることに力を注ぎます。

 

最後まで読んでいただきありがとうございます