シューターのブログ

危うく新幹線

 

 今朝は大失態をやらかす一歩手前でした。今日は早朝に広島を発ち、岡山県津山市で社内MG研修に参加させていただく予定でした。朝四時半におき、寝ぼけ眼で広島駅を向かっていました。そしてその道中、僕の勘違いが発覚します。MGでお世話になってる方に「今日はよろしくお願いします」とメッセージを打つと、「今日じゃなくて明日だよね?」と一言。「...。明日!!」。まさかの研修の日にちを間違えてました。危うくそのまま新幹線に乗り込んで津山へと向かうところでした。2、3ヶ月に一度発症する天然ボケが、このタイミングで...。

 

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まさかの帰宅を出迎える

 

MG仲間が増えた!

 今月も広島で開催されたMG(マネジメントゲーム)に参加しました。毎月参加する中で、徐々にいろんなことが見えてきました。それは、経営や会計についてももちろんですが、自分に足りないといところがたくさん。例えば、人にあまり興味がないとか、とか、とか。すごい根本的な問題に気がついて、半年ぐらい徐々に改善中。まだまだ長期間の治療が必要そうです。ここを変えることができると、ホップ・ステップぐらいはできそうです。

 広島MGでこう色々と広い意味で勉強させてもらっているのですが、ついに同じ大学の中国人留学生の友達も広島MGに参加してくれました。今月の広島MGは、福岡、京都、神戸と遠くからの参加者が、職業は、経営者や従業員に会計士、コンサルタント、小学生、高校生、大学生、留学生とかなりバライティーに富んでいました。

 そして、友達の留学生がまさに多種多様な人たちの中でゲームをしている姿を見ることができてよかったです。MQ会計の「売上が上がれば必ずしも利益が上がる」とは限らないとことの理論に感動しているのが印象的でした。

「大学で習う会計ではそこのところが全く見えないし、教えてもらえない。むしろ誤解してしまう。そりゃ感動するよね!!」

 こっから一緒にがっつり勉強できて、切磋琢磨できることを想像するととっても楽しみです。

 

ここからの一年

 約一年間、MGを通して、経営や会計の有効な捉え方、認識の仕方がわかってきました。まだまだ分からないことだらけではありますが、去年の今に比べたら、かなり成長したなと思います(かなりの手前味噌)。ただ、ここでどうしても頭によぎる、避けては通れない問題が目の前に立ちはだかってきます。

それは、「結局、自分は何がしたいの?」ってことです。

これがどうあがいても見つかりません。ただ、この一年でヒントは見つけました。

それは

「絶対に正しいことはなかなかない。だからこそ、世の中に選択肢を提供する」

ということです。これは知識としてではなくて、徐々に感覚的にわかってきたことです。高校を卒業してから150冊以上本を読む中で、「絶対的に正しいことはない」とわかってきました。

 例えば、文化人類学社会学は対立します。経済学と心理学も、人権問題やジェンダー問題と遺伝学も対立。どの分野もそれなりに根拠を持っていて、説得力のある理論を持っています。さらに、大学の統計学の先生に聞いた話ですが、学問で証明できるのは2つの分野だけだとおしゃっていました。その二つは、論理学と数学です。つまり、世の中は「答えのないことばかり」なのです。

 

先日、東京にプログラミングを学ぶという大義名分で行きました。その主催者の一人は起業家で、尖った人材を輩出しようとする高校を作ろうと画策していると話していました。そして、こんなことを言っていました。

 自分の作る学校が絶対的に正しいとは思っていない。ただ、日本の学校文科省がほとんど認可している学校で、如何せん選択肢が少ない、と。だから、「こういう学校あってもいいんじゃない?」と選択肢を提供したい、のだと。

 

 この認識はとても大事であり、自分がこれからやることを見つける上ですごい大切なことだと思います。この意識があると、批判があっても、自分は一つの選択肢を提供しているんだと、自分の行動に自信が持てますし、何より他の人を認めることが楽にできます。

 そしてこれからの一年、ある選択肢を提供している企業を実際に回ってみたいと思います。それもMGを導入している企業。ゲームが現実でどう導入されていて、どうゲームの力が発揮されているのか。

 とりあえず、改めて津山へ向かいます。気を取り直して今日は岡山で一泊。

 

最後まで読んでいただきありがとうございます