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シューターのブログ
幽霊ホテル!?
先日岡山県津山市のMG(マネジメントゲーム)に参加してきました。MGを実際に導入した企業で開かれたMGであるため、僕にとってはとても新鮮で勉強になりました
マネジメントゲームを体現した会社ってこんな感じなのか!
とイメージを持つことができたのは何よりの収穫です。
科学という下敷き
MG研修が行われた企業は、今伸び盛りであるとのことです。数年前まで、年商がゼロ8つほどだったのが、数年後にはゼロ10になる見込みのある会社です。ではなぜ、それだけの成長ができるのか。これは何千何万もの努力や工夫があり、一言では決して表せないですが、あえてひとこと言うと、
経営の下には「科学」がある
からだそうです。ただ、この科学を駆使するためには膨大にな知識が必要です。
博覧強記であれ!
経営において、科学を下敷きにしておくことがものすごく重要とのこと。そして、科学を駆使するには膨大な知識が必要と書きました。ただ、膨大な知識といっても闇雲に知識をつければいいというわけではありません。
経営においての成功パターンをできるだけ多くストックしなさい!
ということです。
例えば、MGの先生から聞いた話では、現在のタイの状況は高度経済成長期の日本と状況が似ているから、その時期の成功した日本企業の戦略をすればうまくいく可能性が高いとおっしゃっていました。ただ、タイは今から少子高齢化に差し掛かるから、同じ手では行き詰まってしまうと聞きました。
つまり、状況は刻々と変化するから、1つの成功パターンだけしか持っていないと、一時成功していてもすぐに企業は失速、墜落するよということです。だから成功パターンをできるだけ多くストックしておく必要があります。
しかしながら、成功パターンをできるだけストックするには、膨大な周辺情報が必要です。事業を展開している(する予定)の国の政府はどういう体質や政権体制か、税制度はどうか、補助金等の支援制度はあるのか、経済はどうか、人口ピラミッドはどうか、国民柄や気候、法律、周辺国の状況など、実に様々な周辺情報を把握した上で、初めて状況をつかむことができます。そして、状況をつかんだ上で、この状況ではこの手段が有効と、1つ成功パターンを見つけるわけです。
ともすれば、1つの成功パターンを見つけるだけでも膨大な情報を把握しなければならないのに、服すの成功パターンをストックするとなれば、もっともっと沢山の情報を把握しなければならないのです。
ここで言えることは、「博覧強記であれ!」です。自分自身、地道に1つ1つ勉強をしていかなければです。
実在するんだ幽霊ホテル...
MG研修1日目にちょっとしたことが発覚しました。それは、僕のとったホテルが津山で有名な幽霊ホテルだったことです。
「今日ホテルどこですか?」
と聞かれ、
「〇〇ホテルです」
と僕が答えると、
「出た!!!」
いや、何が??
「そこのホテル、幽霊が出るんですよ!」
「え...」
研修中にそれを聞いたもんだから、自分の作業(決算)に全くもって身が入らなくなりました(笑)。一緒にMGに参加されていた方も言い出します。
この間、そのことを知らないで奥さんにそこのホテルをとったんだよね...。そしたら、夜奥さんがパニックの状態で電話してきた大変だったとか。
「いや、マジのやつじゃん」
さらに、そこのホテルは外から見ると、全くもって廃業してるように見えるらしい。地元民の間では有名な幽霊ホテルとのこと。
確かに、後々振り返ってみると、アプリでホテルを予約した時に、写真が一枚もなかったな。考えてみれば他のホテルより安かったし。
安くて写真の掲載がないホテルはご注意を!
こう見えて?(どう見えてるか知らないけど、)小心者の僕はすぐにキャンセル。他のホテルを取りました。それでも妙に広い部屋が怖い、落ち着かない(笑)。
津山に行く用事があって、勇気のある方。ホテル名をお教えします!是非僕の代わりで幽霊ホテルに泊まってきてください(笑)
目から鱗の工場見学
MGを導入した企業の見学は自身、初めてでした。MG(マネジメントゲーム)を一年間ほどやって、経営がどういうものか、ほんの少しわかってきたものの、実際の企業のイメージは持っていませんでした。そして今回、MGを導入した企業の工場を見学させていただきました。
そこの工場はとにかく綺麗でした。整理整頓は無駄な時間を短縮する上で一番重要なこと。環境整備の徹底ぶりには驚かされました。さらに、工場見学は社長さんの解説付きというプレミアムなものだったので、ただ見るだけではわからないところを多分に解説していただきました。すべてのモノの配置に意味があることや研究開発がどれだけ優れているか、設備投資にはどういった狙いがあるのかなど、色々と聴かせていただきました。
〜すみません、ここからはMG用語で〜
ここの企業はとにかく、研究開発(青チップ)が強い企業でした。繊維に鉱石を入れこみ、遠赤外線の効果で保温効果など、ポリエステルよりも優秀な生地を作りあげていました。(イメージは青チップ10枚以上)。そして、工場内はスムーズに完投ができるような作りになっていました。「完成投入!」と声が聞こえてきそうな気さえしました。さらに、ここの企業は、多くの社員にMG研修を受けさせるなど、徹底した教育ぶりです。黄色チップも強い!
そして、一番のポイントは、青チップ、赤チップ、黄チップの掛け算がきちんと機能するような会社づくりがされているということです。例に挙げると、社内の雰囲気がとてもいいことや、工場を日本に構え、一貫したロット生産をおこなっていること、若い社員を採用して教育を徹底していることなど様々です。
MGをしていて、きちんとチップの掛け算が起こるかなと僕は考えたことがありませんでしたが、実際はこのことを考えていないと青チップ、赤チップ、黄チップを積むことは、ゼニを捨てるようなもの。この企業では、このチップの掛け算が起こるようにするための工夫が凄まじかったです。
青チップにより良い値付けがされてあるので、なかなか大学生の僕には手が伸びませんが、クオリティの高い商品なので、人にプレゼントする時に奮発しようかななんて思ってます。いつか(笑)
最後まで読んでいただきありがとうございます