シューターのブログ

捨てることと探さないこと

 

「あけましておめでとうございます」と挨拶をしていて、気がついたら「良いお年を」と言っている。そんな、あっという間に過ぎていった2019年でした。「あれやりたい」「これやりたい」と思いながらも、できなかったことも多かった一年でもありました。とはいえ、一年いろいろなことを学ばせていただいたなという気持ちが大きいです。特にMG(マネジメントゲーム)を通じた学びが一番大きかったです。

 

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いろいろお世話になりました!

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MG(マネジメントゲーム

引っかかっている言葉

つい先日、年内ギリギリ、滑り込みセーフでMG100期に到達しました。100期まで一年半程かかりましたが、色紙を頂いて、本当に嬉しい限りです。この一年半、(無自覚のうちにいろんな人を傷つけたり、社長さんを始め、いろんな方のメンツを潰したり、話の腰を折ったりetc...)と迷惑をおかけしながらも、いろいろなことを教えていただいました。そしてMG(マネジメントゲーム)というだけあって、経営のことを学びましたが、それは2割。もっと根本的なところ、人間的なところ8割を学んだなというのが正直なところです。何を学んだのか、全て書きたいところですが、一番心に残ってる教え(言葉)であり、僕がいまだに引っかかっている言葉について綴ってみたいと思います。それは「整理整頓」です。

 

整理整頓

「整理整頓」という言葉を聞いて思い出すのは、「整理整頓しなさい!」幾度となく小学校の先生がとある生徒のお道具箱を見ては言っていたことです。幸い僕のお道具箱から「カビたパン」が出てくるようなことはありませんでしが、決して綺麗なお道具箱とはいえない部類に属していました。「整理整頓」と言われて、小学校当時は「とりあえず綺麗に並べれたいいんでしょ」とそれなりに先生の言うことを聞いてきたつもりでした。ところが大学2年生である今年になってやっと「整理整頓」の意味を知りました。それは今回のブログのタイトルでもある「捨てること」と「探さないこと」です。

 

整理=捨てること 整頓=探さないこと

小学校の先生はこう言っていたわけです。「お道具箱の中にあるもので、いらないものは捨てて、物(道具)を探さないようにしましょう」と。言っていることは至ってシンプル。「捨てろ」「探すな」の二つ。しかし、このことが歳を取れば取るほど重要になってきます。ところで、なんで「捨てる」ことと「探さないこと」が重要なのでしょうか。一つ例をあげたいと思います。オフィスで「印鑑がない」と探し回っている時のことを想像してください。

A:「あの辺にあった気がするんだけど、〇〇さん印鑑知らない」

B:「知らない。あっ、もしかしたら!」

(探す)→

B:「いや、そこにもない...」

A:「直近で使ったのはいつだっけ???」

こういうことは意外とあって、馬鹿にはできないですよね(笑)。そしてここで考えて欲しいのは、「この時間は有益ですか?」「この時間に何かを生み出していますか?」ということです。ちょっとしたことではあるのですが、塵も積もれば山となる。1日平均10分それをやっていたとしたら、1年間で3650分。2.5日間、ものを探していることになります。これが1日平均20分だったら、30分だったら、意外と物を探す時間って多いんです。

 

頭の中の整理整頓

よく一般的なビジネスの成功者のインタビューでこんな応答が見受けられます。

「俺は捨てるのがうまいんだ」とか「成功の秘訣は捨てることだ」とか。

組織では日本を代表する企業トヨタ「片付け」で有名です。

何が言いたいか。つまり、「捨てること」と「探さないこと」が社会でとても重要なこと。そして、そのとっても大切なことを小学生の頃に教えてもらっているということです。(とはいえ、小学校の先生自体、どれだけの人が「整理整頓」の意味を知った上で知っているか。)

さらにはこんなことをいろんな場面でよく聞きます。「シンプルに、シンプルに考えよう!」

このフレーズは「頭の中を整理整頓しましょう」。つまり、「頭の中で、いらないものは捨てて、探さないようにしましょう」と言っているのと同じです。

 

 

まずは物から

「捨てること」と「探さないこと」。自身を振り返った時にまず持って僕は出来ていません。それは物においても、考えにおいても、行動においても。「あれやりたい」「これやりたい」と思ってあっちこっち手を出してはあまり続かない。勉強も「あれ学びたい」「これ学びたい」とあっちこっち手を出しても、身にならない。だから、「何をしたいのか」「何のために今〇〇をしているのか」が答えられない。頭の中を整理整頓できていないわけです。

MG(マネジメントゲーム)でいろいろな職業の方にあって感じたことがあります。それは頭の中を整理整頓「捨てること」「探さないこと」ができている人が多いなということです。

私にとっては「〇〇が大切で、だから〇〇をしています」。

これを答えられるようにならなければ、何かを自分の意志で継続することはできないだろうし、何かを成し遂げるなんて到底無理だと思います。

だからまずは、頭の中の整理整頓の前に、物の整理整頓をしていこうと思います。そうすれば頭の中の整理整頓も自ずと進んでいくのかなと思っています。

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本の整理整頓

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本の整理整頓(2)


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