シューターのブログ

ワルツ×2

 

今年も1月が終わり、2月になりました。2020年ブログを書こう書こうと思っていたら2月になっていました。だからと言って何もしていなかったわけではありません,,,(笑)ということで2020年も宜しくお願いいたします。

 

抱負を考えたのだけれど

 「今年の抱負はどうしよう」と1月はわりかし真剣に考えたのですが、これといって決めることができませんでした。というのも、1年もあれば興味が変わり、進む方向も気持ちも変わるだろうと思ったからです。もちろん、今年は英語学習に本腰を入れようとか、パソコン全般を含め、エクセル・マイツール に取り組もうだとか、学びたいこと・学べばならぬことはあれこれと思いつきます。しかし、これだ!というものは思いつきませんでした。ただ、具体的ではありませんが一つだけ決めたことがあります。

それは「目の前のことを一生懸命やる」ということです。

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奥深いMG

 今年も絶対に取り組みたいことがMG(マネジメントゲーム)です。昨日もテスト勉強の息抜きを兼ねてMGに参加してきました。昨日は特別に関西から広島に来ていただいた方の講義があり、MGについてまだまだ知らないなと感じました。今までのMGの認識としては、「当時の松下電器に勝つために1976年にソニー西順一郎さんが開発した経営ゲームで、会計、会社全体最適、儲け方が学べるのが特徴」というくらいでした。しかし、昨日は初めて、西順一郎さんとソニーの創業者の一人、井深大さんに関係があったこと、さらにはホンダの創業者、本田宗一郎さんと関係があることを知りました。そしてMGの中には井深大さんと本田宗一郎さんの思想が反映されていることも知りました。他にも、MGの重要人物には鈴木バイオリン製造の創業者、鈴木慎一さんなどがおられることを知り驚きました。また、講義の中ではわからない言葉がたくさん出てきてとても刺激的でした。例えば、「X理論」と「Y理論」という言葉を初めて聞いて、後で調べると、「ダグラス・マグレガーという心理学者・経営学者が唱えたモチベーションの理論がMGとか関わっているのかー、そんな理論があるのかー」とか、「財務会計管理会計・戦略会計は出力の違いで、目的によって使い分けるんだー」とか、何とかかんとか、とっても勉強になりました。

 

同じことを繰り返すと見えてきた?!

 昨日の講義では、MGの歴史、とりわけ西順一郎さんがどういう人物でどうMGを開発したかということを聞きました。まだ、自分の頭の中では2割も解釈できていないのですが、左右会計から行列簿記という発想を経て、マトリックス会計表というのが誕生したそうです。僕はMGを継続して1年半ほど。100回以上はマトリックス会計表と対峙してきました。でもまだまだ僕にとっては謎めいた存在です。そして昨日、心に残る投げかけ、ヒントをいただきました。それは、

「なんでワルツって2回すると思う?自分で考えてみなー」

という言葉です。MGにはワルツという作業があるのですが、あるタイミングでワルツの向きが変わるんです。(MGをやったことがある人には伝わるはず、笑)今まで散々向き合ってきたマトリックス会計表を家に帰ってからもう一度見つめ直してみました。そしてなんでワルツを二回するんだろうか、自分なりの答えであってるかわかりませんですが、一つ浮かび上がってきました。

 

ワルツ×2

 ここからは「なぜワルツが2回行われるか」僕なりの考えを記述していきたいと思います。ワルツはテ行とト行の境目のところで方向が変わります。ということはおそらくここでやっていることに変化があるはず...。そして、西順一郎さんは左右会計から行列簿記という形に大きく変えてマトリックス会計表を作った。つまり、左右を列と行に分けたわけです。ここでよ〜くマトリックス会計表を見ていると、あることに気がつきました。それは

「列が借方で行が貸方になっている」

ということです。

ははーん、至極シンプルに左右会計を開いたんだなぁ。

そこに気が付いた上でもう一度マトリックス会計表を凝視すると、テ行までは借方、(資産・費用)を作る作業で、ト行からは貸方(負債・純資産・収益)を作る作業であることが見えてきました。ではなぜ、テ行とト行の境目でワルツの方向が変化するのか。繰り返しになりますが、それは行が貸方になっているからです。ヌ行からフ行までで、貸方の収益が作成されるようになっていて、へ行には貸方の負債と純資産が集計されるようになっています。

だから

「ワルツ×2なんだ」

と僕は思います。

ワルツを考えるとマトリックス会計表全体が見えてきた気がします。

果たしてこれであってるのだろうか。

とっても気になっています。

 

最後まで読んでいただきありがとうございます