シューターのブログ

中途半端はダメ

 

 お盆も終わり、もうすぐ秋となりますが、まだ大学の夏休みは始まっていません。「はよ夏来い。」と思う夏終わりの今週末はマネジメントゲームに参加してきました。ほぼ毎月参加しているのですが、今回は実店舗での経営に似た状況(1卓)で行うこととなりました。

 

変化に対応するスピード感

 今まで150期近く、ゲーム上で経営をしてきたのですが、初めて強く、変化に対応することの重要さを認識しました。ゲームをする中で、どうしても時間が足りずに販売数を伸ばせずに、利益を計上することができないことに時々陥ります。そこで対処法として市場をなんとかコントロールしようと多くの人するわけで(早く意思決定してくれと競合他社を急かす)、僕もその一人でした。しかし、それでは限界があるわけです。そして、このことをもう少し突っ込んだ形で言い換えると、

 「他人をコントロールしようとするとすぐに限界が来る」

ということです。だからこそ、

 「自分が変わることが必要」です。

これだけいうと、なんだこの精神論と思われるかもしれませんが、ゲームをする中で、どうしても自分が変わらないとどうしようもないことが出てきます。そこで企業は変化をスピーディーに行わざるを得ないのだと思います。

 また、このことは生物学的にも言えます。長い地球の歴史を見てきたときに、生き残ってきたのは恐竜でしょうか。答えは否で、変化に対応することができた生物です。つまり、周りが変化してたとき、自分を変えた生物です。だから、「他人をコントロールしようとする」のでhなく、「自分が変わること」が大切だということを、地球の長い歴史からもいうことができます。

 

世界の流れを知ることの大切さ

 今週末はMGで素敵な出会いがありました。面白いバックグランドをお持ちの方とMGを共にし、飲みでは餃子を食べながら話を聞かせていただきました。その方は就職氷河期真っ只中の世代の方で、学生時代にラテンアメリカを周り、世界を自身の目で見たのち、フリーターとして社会に出ました。そして飲食のバイトから正社員となり、気がつけば成長著しいベンチャー企業社長の相談役まで上り詰めたいたそうです。でも、会社では社内政治のような人間関係のトラブルに巻き込まれ、退職して今は新たにコンサルとして独立されているそうです。

 そして、コンサルティングの内容についてですが、その先見力たるもの所以、世の中の流れを掴み、そこから具体的な事業へとブレイクダウンされています。

 なぜその方は世の中を流れを掴んで、具体的な事業へと落とし込むことができたのでしょうか。理由は一つではないでしょうが、その方は「学生時代に世界を回って、世界を自分の目で見て回ったことは財産だ」とおっしゃっており、広い世界を知り、肌感覚で世の流れを理解されたことが大きいのだと思います。ビックマックやコーヒーの価格を見て、現地の物価・経済水準がどのくらいかも見て回ったそうです。

 

中途半端はダメ

 大学生になってから、多くの経営者の方にお会いさせていただく中で、人それぞれの素晴らしい経験を聞かせていただきます。そして、僕も当然そこから影響を受けて、「あれをやりたい、これをやりたい」と思います。例えば今回であれば、「時間をとって世界を回りたいなぁ(コロナだけど、)」なんて。他にも、「バイトをたくさん掛け持ちして、いろんな人に出会って人の目を養いたい」とか「ある学問においてハイレベルに到達したい」とか。

 でも、人間一つの道を歩むことしかできず、なんとなくあれをしたい、これをしたいと言ってやろうとしても全部やることはできません。「むしろ、気がついたら何も成し遂げずに時間が経っていた」ということが多いと思います。

 だから僕は、「これは面白い」と思ったものに対しては「徹底的にやること」が大切だと思っています。「なんとなく」では何も成し遂げられないし、「気がついたら時間が経っていた」ということになりかねません。

 今週末は素敵な話を聞かせていただいたのですが、海外に行きたいという想い以上に、「中途半端はダメだ」再認識した時間となりました。この夏休みは、情報収集を怠らないとともに、心の赴くことに対して徹底して取り組んでいきます。

 

最後まで読んでいただきありがとうございます