シューターのブログ

 

刹那的か逆算か

 

 先日、ビジネスアイデアを経営者をはじめの方々の前で発表させていただきました。世界の人口動態をベースにブレイクダウンしたものでした。結果から言うと惨敗でした。

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見ている世界観を伝える

 一番失敗したところは、自分が想像している2050年の未来を伝えずに事業の説明に入ってしまったことです。いつ(未来)、どこで、何が、どうなるだろうか、つまり自分は「世界がこうなるだろう」と思っている世界を伝え忘れました。それゆえ、ビジネスアイデアに論理性が欠如したものとなってしまいました。

 

感情で訴えろ

 もう一つの大きな失敗は、なぜこのビジネスをやるかということ以外に大切なこと。なぜ、「あなた(私)がこの事業をやるか」ということです。ロジックでなぜこのビジネスをやるということに注力しすぎて、「なぜ僕がこの事業をやるか」をおざなりにしてしまいました。今まで〇〇という経験やバックグラウンドがあって、〇〇という思いがあって、だから「僕は絶対にこの事業をやりたいんです!」と渾身の想いを込められなかったのが、よくなかったポイントだと思います。

 

人の目は多く通す

 今回のプレゼンの発表は、色々な方に手伝ってもらいました。ある方にはアイデアを生むヒントをもらったり、友達にはプレゼン発表の練習を手伝ってもらいフィードバックをもらったり、本当に助かりました。そして、人の目を通した方が早くいいものができることを実感することができました。

 

具体的にイメージ

 ビジネスアイデアを発表する上で拘ったのはどこまで具体的にイメージできるかです。いつ・どこで・誰が・何を・どのように・なぜ・云々カンヌン、を一通り埋めます。そして埋めた答えが抽象的であるならば、さらに具体的にしていきます。それを繰り返していき、具体性を究極まで突き詰めることが未来を創造することに直結するのだと思います。今回は時間的にも経験的にも具体性を追求することができませんでした。もっと具体的にイメージしなければと思います。

 

刹那的か具体的か

 よく、「将来から科学的に逆算するべき」という考えと「現代は不確実性が高く、将来から逆算するのは不毛」という考えの2つがあると思います。

 どちらも的を得ている考え方だと思いますが、僕はどちらも必要だと思っています。遠い未来については、「ボヤッと世界をイメージ」し、「今を懸命に生きる」この二つが大切だと思います。この2つは止揚してなんぼだと思います。

 

 プレゼンの発表に付き合ってくださった方々ありがとうございました。プロからのアドバイスはとても貴重なものでした。アドバイスをもとにブラッシュアップしていく次第です。

 

最後まで読んでいただきありがとうございます