シューターのブログ

フレディ・マーキュリー

 

先日、現在公開されている映画『ボヘミアン・ラプソディ』を観ました。この映画はイギリス・ロンドン生まれのバンド「クイーン」・そしてボーカル:フレディ・マーキュリーの話を題材にした映画です。「クイーン」が全盛期の頃、僕は当然ながらまだ生まれていませんでした。ですが、僕にも、「クイーン」の曲には思い出があります。受験勉強の頃は休憩に、Don't Stop Me Now や Another One Bites the Dust を聞いた記憶があります。一年前のセンター試験が懐かしいです。他にもWe Will Rock You は、CMなどいろんなところでかかっている曲なのですが、僕が曲と強く結びついている記憶は、野球中継の中でかかっていたことです。小学校の頃はヤンキースの野球中継を見るのが好きでよくテレビから観戦していました。確かその頃のヤンキースアレックス・ロドリゲスやカノー、ジーター、アブレイユが活躍していたような。それで、選手がバッターボックスに入るときかな?We Will Rock You が流れていました。このように、実際にクイーンが活躍していた時代を生きていない世代でも、知っている「クイーン」。そんな「クイーン」、フレディの生き様に、かっこいいけど悲しい、なんとも言えない生き様に感動しました。

 

不思議な歌詞

映画「ボヘミアンラプソディー」を見ていて、個人的に途中で気になる歌詞がありました。それはBohemian Rhapsody の歌詞の一部とI Was Born To Love You の歌詞の一部です。

まずはBohemian Rhapsodyの歌詞の一部

Mama, just killed a man
Put a gun against his head
Pulled my trigger, now he's dead
Mama, life had just begun
But now I've gone and thrown it all away
Mama, oh oh 
Didn't mean to make you cry
If I'm not back again this time tomorrow
Carry on, carry on, as if nothing really matters
Too late, my time has come
Sends shivers down my spine
Body's aching all the time
Goodbye everybody I've got to go
Gotta leave you all behind and face the truth
Mama, oh oh (anyway the wind blows)
I don't want to die
Sometimes wish I'd never been born at all
 
少し長いですが、訳してみると(正確ではないかも...)
ママ、たった今、人を殺してしまったよ。
銃を彼の頭に押し付け
引き金を引いたんだ。そして彼は死んだ。
ママ、人生は始まったばかり
なのに、今僕は全てを捨ててしまった。
ママ は〜...
ママを悲しませるつもりはないんだ。
もし僕が明日の今頃戻らなくても
何もなかったように、そのままでいて
もう遅い、時が来た。
背筋がゾッとする
体がずっと痛い
さよならみんな、僕は行くよ。
君たちから離れて、現実と向き合うんだ
ママ、は〜... (とにかく前に進む)
僕は死にたくない
時々僕なんて生まれてこなければよかったと思うことがある
 
聞いていてなんか意味深だなと感じました。
 
次に I Was Born To Love You の歌詞の一部
I was born to love you
With every single beat of my heart
Yes, I was born to take care of you, honey
Every single day of my life
 
I wanna love you
I love every little thing about you
I wanna love you, love you, love you
 
これも訳してみると
君を愛するために生まれてきた
僕の心臓の鼓動は全て君のせいだ
僕は君を幸せにするために生まれてきた
死ぬまでずっと
 
ここまではロマンチックな熱い歌詞だなと思うのですが、次が不思議です。
君を愛したい
あなたの全てを愛してる
君をを愛したいんだ
そう、急にwanna が出てくるんですよね、なんでWanna ?
愛してる文脈だったのに、急に愛したいみたいな歌詞が、
とても不可思議です。
 
生きやすい世の中って難しいみたい...
先日とある方が、ビジネスプランを発表していて、たまたま僕もその場にいました。その方は、性的にマイノリティーの方で、生きづらいということをおっしゃっていました。そして、そういった境遇の人のためのビジネスプランを披露していました。ビジネスって、世の中に対する不満や問題点を見つけ、それを解決するために起こすんだよなぁと感動しました。
ところで、僕がなぜこの話を取り上げたのかというと、
実はフレディ・マーキュリーも性的マイノリティーであったからです。I Was Born To Love You の歌詞が意味深だったのはおそらくそのため。(Bohemian Rhapsodyの方は曲を作った時期と考えるとちょっとわからないが、もしかしたら、そのためかも)
フレディの心の叫びが歌詞に表れていたのかも知れません。
マイノリティーであるために、狭義の”家族”を築けなかったフレディ、自身のことをパフォーマーだといい続けたフレディに一言
「かっこいい」
と言葉を送りたいです。
 
この映画、ぜひ見て欲しい
ボヘミアン・ラプソディ」を見て、フレディという人間の生き様を見て感動しました。そして、今まで全く考えたことのなかったマイノリティーの人たちのことを考えました。そのような人たちにとっては本当に生きずらい世の中なんだな、ということが少しではありますがわかりました。性的マイノリティーの他にも世の中にはマイノリティーで溢れていると思います。血液型から考え方、生き方まで、本当に様々。そんなマイノリティーの存在を受け入れられるような人でありたいです。
 
最後まで読んでいただきありがとうございます