シューターのブログ

タマネギ列車×中国の出前配達サービス

 

タマネギ列車

今日、先輩と話している中で、たまたま北海道のタマネギ列車の話になりました。タマネギ列車、僕は知らなかったのですが、タマネギ列車とは、名前の通りタマネギを運ぶ列車です。北海道北東部に位置する北見市は、タマネギの生産量・出荷量ともに日本一を誇ります。しかし、タマネギの運び手がいないということで、JRが8月のお盆ごろから年明けの4月まで、北見発・旭川行きで往復1日1本運行しています。しかし、このタマネギ列車、採算が合っていない。それでもJRが頑張ってくれているという状況です。この話を先輩としていて、高速を利用する一般の車の空いているスペースにタマネギを詰め込んで、運んでくれたらくれたら、解決するのにという意見が出ました(笑)!そこで、これ広島でも似たことができるのではないかなと思いました。

 

中国の出前配達サービス

先日、外交官の方と一緒に食事に行く機会があり、その際に、中国の出前配達サービスの発展の話を聞きました。聞くところによると、中国では宅配(出前)サービスの業者がいるとのことです。日本ではラーメン屋にラーメン、ピザ屋にピザの宅配を頼むと、ラーメン屋さんに雇われた人がラーメンを、ピザ屋に雇われた人がピザを届けに来てくれます。しかし、中国の場合、宅配(出前)サービスの業者の方が届けてくれて、故にどこのレストランや屋台でも出前をお願いすることができます。そういった意味では中国は出前に関して圧倒的に日本よりもサービスがいいです。

 

広島でもやればいいじゃん!

中国で出前配達サービスが成り立っているのは、圧倒的に人口が多いからという理由が挙げられます。田舎から出稼ぎに都市部に来る人が中国にはとても多く存在します。だから、出前配達サービスという事業を作ったときに働き手を確保することができます。一方、日本はというと、ご存知の通り少子高齢化が進んでおり、既存の宅配業者(ヤマト、佐川とか)は人出不足、中国のように出前配達サービスをやったところで人手を確保することができません。そこで、タマネギ列車の話で出たアイデア、一般の車を利用するということと中国の出前配達サービスを組み合わせるとうまくいくんじゃないのかと思いました。

 

宅配ヒッチハイク

僕が考えているのは広島の宅配および出前を一般の車に任せようというものです。宅配に関しては、行き先ごとに分類した宅配ヒッチハイクステーションのようなものを作り、あらかじめ登録された人が宅配ヒッチハイクステーションに車で入る。そして、荷物を車の空いているスペースに詰め込み、大きさ・重さに応じて、運転者はお金を受け取ることができるという仕組みです。車を運転する人は、ただ目的地に向かうということ以外に、目的地近くに荷物を運ぶことで小遣い稼ぎができるという仕組みです。出前に関しては、出前をサービスをする店が、あらかじめ登録された車の持ち主に対して、電子メールなり、SNSなりで一斉に多数に出前配達の依頼をします。これはあくまで僕の即興の思いつきなので、ツッコミどころ満載なのですが、これが実現すると、宅配業界の深刻な人手不足、出前サービスの拡大に貢献することができると思っています。

 

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