シューターのブログ

世界は広い、だからこそ目の前のことばかりにとらわれてはいけない

 

いきなり題名が格言じみてしまっていますが、これは自分自身への戒めです。最近違う年代の方や様々な分野の方とご一緒させてもらうことが多々あります。そうすると、世界は広いんだなということをとても感じます。教育関係の人には教育関係者で成り立っている世界というのがあるし、学生には学生の世界がある。起業家には起業家の世界があるし、労働者には労働者の世界がある。国家単位の世界があれば業界の単位の世界が存在する。色々な世界があるんだなということをしみじみと感じるとともに、自分のいる世界、見えている世界はごくごく狭いのだろうなと思います。

 

スナックにて

先日、スナックにご一緒させてもらう機会がありました。前置きとして、飲み物はソフトドリンクでした(未成年なのでお酒は飲んでいません)。スナックはある意味で初めての海外留学の時と似た感覚でした(スナックは初めてではなかったのですが)。というのも、スナックで働いている若い女性の方にどのくらいスナックで働かれてるんですかと聞き、その後15歳から働いているということを聞きました。15歳っていつ頃だろうと考えてみると中学を卒業したばかりです。今までの同級生に中学卒業してからスナックで働いてる人いるっけ、と考えてもいませんし、知り合いに大人でもそういう世界にいた経験があるという人は数人しかいません。僕自身、15歳からスナックで働いている人にあって、知らない世界ってあるんだなと感じ、カンボジアに行って、現地でカンボジアの人に出会うのと同じような感覚でした。そして、僕は最近教育関係のことをよく考えるのですが、15歳の頃から水商売という世界にいる人のことを加味して、教育の課題について考えたことがないなと思いました。(よくよく考えると水商売のマーケットはでかい)だからと言って、教育に対して、大きく考えを変えるということにはまだ至ってはいませんが。

 

中等教育就学率、高等教育進学率

僕は今大学生という身分で、高等教育を受けているということになります。そして、大学に行っていると、気づかぬうちに、高等教育の世界が全てだと考えてしまいがちになってしますと感じます。勉強することは多大な恩恵を僕自身にもたらすと思っているので勉学に励んでいますし(そもそも勉強が好きってのもあるのですが笑)、おそらくその僕の考えは間違えではないと思います。ただ、ここ数年の世界の高等教育進学率を調べると、データや年度により違いはあるものの、だいたい35パーセントほどでした。ということは、100人いたら約65人は大学に進学していないという訳です。さらに世界の前期中等教育(日本でいう中学校)の純就学率は男子が66パーセント、女子が68パーセント(中国は除く)〜『世界子供白書』より〜 とだいたい3割弱の子供が中等教育に就学していないことがわかります。つまり、自分の知っている世界や当たり前が全てではないということがわかりました。

 

まとめ

僕が大事だなと思ったことは、ブログの題名の通り「世界は広い、だからこそ目の前のことばかりにとらわれてはいけない」ということです。だから大学で勉強するにしても、大学で勉強することが全てではないということを理解した上で、勉強することが大事だし、仕事をするにしても、所属している業界が全てではないということを頭に入れた上で、仕事をすることが重要だと思っています。違う世界もたくさんあるんだということを考えながら、選択を常にし続け、日々を過ごしていきます。

 

最後まで読んでいただきありがとうございます